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【海外発!Breaking News】岩場で撮影中に行方不明になった16歳男性 大波にのまれる直前の映像公開(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年9月10日 13時25分

【海外発!Breaking News】岩場で撮影中に行方不明になった16歳男性 大波にのまれる直前の映像公開(豪)<動画あり>

豪南オーストラリア州ヴィクターハーバー近くのグラニット島で今月1日、岩場で撮影をしていた10代の男性が大波にのまれて流された。男性は日本時間9日の時点でも行方不明のままだが、家族は「なんとか見つけたい」と今も捜索を続けている。事故直前の様子を捉えた動画とともに、豪ネットメディア『7NEWS』などが伝えた。

1日午後3時過ぎ、グラネット島の岩場で撮影をしていたメフディ・ハビビさん(Mehdi Habibi、16)が大波にさらわれて行方不明になった。グラネット島は南オーストラリア州の州都アデレードから約83キロ南に位置するヴィクターハーバーから近く、観光客に人気がある場所で、メフディさんは家族と一緒に父の日(9月の第一日曜)を祝い、ビーチピクニックを楽しんでいた。

しかしながらその日、海は荒れていて波が高く強風で、悲劇の事故を目の当たりにした弟のサヒルさん(Sahil、14)は、当時のことをこのように振り返った。

「実は事故直前、兄に『岩の上でポーズを取るから写真を撮って』と頼まれてね。でもその後、兄は波にのまれ流されてしまったんだ…。」

当時の動画では、上半身裸で黒いズボンをはいたメフディさんが大きな岩の上に乗っているのが分かり、一歩前に進んだ瞬間、足を滑らせ尻持ちをついている。そしてそのまま岩から転落し、体勢を立て直そうとしているが、結局は岩の上にあがれないまま大波にのまれてしまったのだった。

その後、メフディさんが浮上することはなく、現場には救急隊がすぐに駆け付けたものの、悪天候のため捜索は難航した。



この事故を受け、メフディさんの母親はストレスからくる高血圧で入院してしまったそうで、父親のサイードさん(Sayed)は事故から8日が経過しても見つからない息子について、次のように述べていた。

「私たちはあの子の捜索を諦めてはいないよ。だからヴィクターハーバーには事故以来毎日、息子が見つかることを信じ、家族や友人らと一緒に朝から夕方の6時まで戻ってきている。今のままでは普通の生活を送ることができなくなっているからね。ただ当局からはなんのアップデートもない状態さ。」

メフディさんとサヒルさん兄弟はアフガニスタン出身で、母親と一緒に昨年、サイードさんや親類が住むアデレード近郊のブレア・アソルに難民としてやって来たばかりだった。「より良い生活をしたい」と願ってのことで、家族揃って父の日を祝うのは実に14年ぶりだったという。

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