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【海外発!Breaking News】土砂崩れで瓦礫に埋もれた男児、数年前に保護した愛犬が居場所を吠えて教える(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年10月15日 11時55分

【海外発!Breaking News】土砂崩れで瓦礫に埋もれた男児、数年前に保護した愛犬が居場所を吠えて教える(米)<動画あり>

数年前に動物シェルターから保護した飼い犬が先月下旬、土砂崩れで瓦礫の下に埋もれてしまった男児(11)を救った。家族が男児を必死に捜す中、愛犬だけが瓦礫の下の男児に気づき、その場から動かずに吠え続けたという。米ノースカロライナ州のニュースメディア『WCNC』などが伝えた。

先月下旬、ハリケーン「ヘレン」が米国東海岸の一部を襲い、ノースカロライナ州アシュビル近郊に住むジェイミー・パーカー君(Jamie Parker、11)は家が土砂崩れの被害に遭い、瓦礫の下に閉じ込められた。

ジェイミー君は、愛犬“タッカー(Tucker)”や女きょうだいのジェマさん(Jemma)と一緒に祖父母の家にいて、「土砂崩れが起きた時、僕はジェマと一緒にソファーに座っていた。そして、家が動き出したかと思ったら顔が壁に突っ込んで、体が勢いよく投げ出された」と振り返った。

祖母ドナ・ジョーンズさん(Donna Johns)は、その瞬間について「家が傾くと壁が目の前に押し寄せてきた」と述べており、気づいた時には崩れた屋根の上に飛ばされていた。そして夫マイケルさん(Michael)や孫たちの名前を大声で呼んだものの返事はなく、みんなが生きているかどうかも分からず、ただひたすら大声で叫び続けていた。

現場は強い雨が降り、建物は浸水して酷い状態で、無事に逃げ出したマイケルさんはその後、ジェマさんを見つけ出すことができたものの、ジェイミー君はいくら捜しても見つからず、焦りが募っていた。

実はこの時、ジェイミー君は一人だけ深さ約3.6メートル(12フィート)の瓦礫の下に閉じ込められていた。当時のことについて「このままずっと瓦礫の下に埋もれてしまうのではないかと感じていた」と明かしたジェイミー君は、このように続けた。

「太陽の光は見えないし、水が垂れてくるのが分かって、溺れてしまうか空気がなくなってしまうのではないかと思っていた。」

「僕はひとりぼっちだと感じて、とても怖かった。土砂崩れで流されて、家族全員が亡くなってしまったと思っていた。」

「それで瓦礫の下から声の限りに叫んだけど、祖母には僕の声が届かなかった。でもそんな時、タッカーが僕の真上にやってきて吠えたんだ。タッカーがクンクン鳴いて、吠えているのが聞こえたんだよ。」



マイケルさんによると、タッカーは瓦礫がある場所に立ち、ただひたすら吠え続けていて、「タッカーはどうかしてしまったのではないかと思ったほどだった。でもあの時、タッカーはジェイミーの居場所を突き止めていたんだ」と語った。

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