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【海外発!Breaking News】1912年以来、100年以上油を替えずパティを揚げるハンバーガー店(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年12月25日 19時55分

【海外発!Breaking News】1912年以来、100年以上油を替えずパティを揚げるハンバーガー店(米)<動画あり>

1912年以来、100年以上も油を替えず、ハンバーガーパティを揚げる店がある。米テネシー州メンフィスにある「ダイアーズ・バーガーズ(Dyer’s Burgers)」について、ネットメディア『Oddity Central』が伝えた。

米テネシー州メンフィスにある「ダイアーズ・バーガーズ」は、100年以上にわたりバーガーパティを揚げる油を替えていないことで知られている。

創業者エルマー・“ドク”・ダイヤー氏(Elmer “Doc” Dyer)がメンフィスに店をオープンしたのは1912年であり、パティに秘密の調味料を組み合わせることで人気を集めた。

ところが、同店の人気を不動のものにしたのは特製調味料ではなく、バーガーパティを揚げる油で、一人のコックのうっかりミスがきっかけとなり、それが100年以上も引き継がれている。

現在のオーナー、ケンドール・ロバートソン氏(Kendall Robertson)によると、仕事を終えたそのコックはある晩、パティを揚げる鍋の油を交換し忘れてしまった。しかしその翌日、前日の油を使ってパティを揚げ、客の一人にハンバーガーを提供したところ、「これは私の人生の食べた中で最も美味しい」と絶賛された。それ以来、同店では鍋の油を一度も交換することなく、現在でも、すべてのハンバーガーには100年以上前のオリジナルの油が使用されている。

作り方はシンプルで、丸い肉の塊を木製のマレットで叩き、茶色く濁った油が入った大きな鋳鉄製のスキレット鍋で揚げる。パティは薄く、揚げると縮んでしまううえ、1枚(シングル)のパティではお腹いっぱいにならないため、ほとんどの人はダブルを、時にはトリプルを注文する。



そんな自慢のハンバーガーを提供するケンドールさんは最近、米ライフスタイルマガジン『Southern Living』のインタビューで、「1912年から油は一度も替えたことがない。ただ、油は濾して粒子を取り除いた後に味付けをするんだ」と語った。そしてリピーターが多いことも指摘し、こう明かしていた。

「100年以上前の油で作ったハンバーガーなんて、ほとんどの人は敬遠すると思うだろう。でも、この隠し味を知っている人は、油についてまったく問題ないと考えている。それどころか、パティを2回も油に浸してほしいと頼む人さえいるんだ。」

さらに通な人は、バンズを含んだハンバーガー全体を風味豊かな油に浸すように希望するそうで、包装紙が油でまみれることも珍しくなく、同店のハンバーガーについては次のような感想が寄せられていた。

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