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【エンタがビタミン♪】田原総一朗×小林よしのり「民間人が憲法を作った時代もあった」「天皇陛下に決断を下すような時代にしてはいけない」

TechinsightJapan / 2015年7月26日 20時32分



隣でうなずきながら聞いていた小林も、安倍首相がアメリカ議会で演説したことに触れ「その時に『日本にとってアメリカとの出会いは民主主義との遭遇だった』と言った。これに象徴されているんですよ! それ、本当は違うんですよ」と声を大にした。「アメリカとの出会いは、ペリーの砲艦外交で不平等条約を結ばれたこと。アメリカとの出会いは帝国主義との遭遇でしたと言わなければならなかった。アメリカと出会う前に、既に五箇条の御誓文の中に公議輿論を持って万機公論に徹するべしというのがあるのですが、これが民主主義。明治の五箇条の御誓文の時に民主主義の精神が持ち込まれていたのです。これをてこに自由民権運動が盛り上がった。日本にはずっと民主主義の精神があったが戦中、負け始めて民主主義が封じられ議会政治が崩壊。負けてからアメリカが民主主義を教えてやる!って言ってきたらみんな洗脳されてしまった。安倍首相までがそう思ってしまった。これはアメリカが喜ぶよ、俺が野蛮な黄色人種に民主主義を教えてやったんだとおかしくなった。戦後レジュームの脱却と訴えた安倍晋三当人までが自虐した」と熱く語った。

「憲法改正の論議が始まった時に、皇后陛下が語った五日市憲法がありましたからね」と言われたことを次のように小林は説明した。「これは民間人が自分たちで憲法を作った、そういう時代もあったのよとおっしゃっている。今の日本人は憲法を政党に任せてしまい、自分たち民間で憲法を作ろうという活力がないでしょ! 明治時代はあったんですよ、民衆が憲法を作ろうとしていたんですよ。ワシ、しゃべりすぎたな(笑)」「天皇陛下にお出まし願い、天皇陛下に最後は決めてもらわないといけないような、そんな時代にしちゃいけない。国民は自分たちが決めなくてはダメ!」と最後に強く吼えていた。

映画『日本のいちばん長い日』は、8月8日全国公開。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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