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【エンタがビタミン♪】<ダイノジ インタビュー>活動20周年「エアギター優勝を活かせなかった」。記念公演はキンコン・西野脚本のコメディ。チケット手売りのワケとは?

TechinsightJapan / 2015年8月7日 21時30分

【エンタがビタミン♪】<ダイノジ インタビュー>活動20周年「エアギター優勝を活かせなかった」。記念公演はキンコン・西野脚本のコメディ。チケット手売りのワケとは?

お笑いコンビ・ダイノジ(大地洋輔・大谷ノブ彦)が1994年にコンビを結成してから昨秋に満20年を迎えた。20周年記念公演のコメディが今年8月20日から上演されるが、そこには意外な“敵”が潜んでいるという。チケット手売りも厭わないワケについても語ってもらった。

■ウケないのは客のせいにしたデビューの頃。稽古はすごい!
――20周年おめでとうございます。活動開始した頃のおふたりはどのような感じでしたか?
大谷:あの頃の芸人はみんなトガっていましたが、その中でも自意識が一番高い芸人でしたね。半年でポルシェに乗っていると思ってましたね。
大地:俺もレギュラー番組とか冠番組とかすぐに出来ると思ってたな(笑)。
大谷:俺たちイケてるよなって(2人とも爆笑)。でも現実は「こんなウケないものか」って。そこからずっとウケない期間が1年半か2年ぐらいあったかな。芸ごとを舐めてましたね。
大地:笑わないのはお客さんが悪いみたいな。

――そのような状態が変わったのは何かきっかけがあったのですか?
大谷:すごい象徴的なのは、俺が失恋したときに、大地さんに「稽古するぞ!」って。銀座7丁目劇場の屋上が朝10時に開くんですよ。缶コーヒーとタバコを持って、夜10時ぐらいまでずっと稽古してましたね。当時1分とか2分しかネタを披露できないんですけど、15分ぐらいのものを最初に作って、そこから(1分にするために)無駄なものをそぎ落として、何回もやってテンポは超速くなって(笑)。それをやったら、すっごいウケるんですよ。びっくりして。
大地:練習ってすげえんだなって。(2人で爆笑)
大谷:それからはテンポや間がつかめてきて。劇場ではずっといい感じにウケてましたねー。



■エアギターには後悔も。DJは又吉の小説みたいなもの。
――大地さんと言えば、「世界エア・ギター選手権」で優勝されましたよね。
大谷:エアギター(の優勝)はうまく活かせなくて。世界一になったのに売れなかったのって、我々だけじゃないですか? 世界一ってもっと価値ありますよね。
大地:しかも2006年・2007年と2年連続優勝しているんですよね。今は、ステージで大谷さんがDJをやって、僕がエアギターというか、にぎやかしみたいな感じでやることが多いですね。
大谷:DJも10年前に始めてやったときにはよく悪口言われたんですけど、今は(お笑い以外にDJをやることについて)「ピースの又吉くんの小説みたいなもんです」って言えば済むんで。超、楽ですよ。又吉さまさまですね。

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