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【エンタがビタミン♪】井上陽水、カバーアルバムを出したのはボブ・ディランの影響だった。

TechinsightJapan / 2015年9月2日 20時50分

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井上陽水がNHKの音楽番組『SONGS』で7月29日にリリースしたカバーアルバム『UNITED COVER 2』で収録した楽曲について語った。彼は2001年にもカバーアルバムを出しており、そのきっかけは敬愛するボブ・ディランの言葉だったという。

井上陽水は『UNITED COVER 2』で、松任谷由実の『リフレインが叫んでる』や吉田拓郎の『リンゴ』、ザ・フォーク・クルセダーズを結成する前に加藤和彦と北山修が発表した『あの素晴しい愛をもう一度』など興味深い楽曲の数々をカバーしている。

8月29日放送の『SONGS』(NHK総合)ではその井上陽水を特集。彼がカバーした楽曲について語り、歌を披露した。そのなかで、井上陽水は15年ほど前にボブ・ディランのインタビュー記事を読んだことがカバーを歌うきっかけだったと明かしている。

「今の時代、地球上の全人類に1人100枚ずつCDを配っても余る。もう新しい曲なんか作る必要はないのさ」といった主旨に当時、曲作りが大変だと思っていた井上陽水は「いいこというな~」と深く共感する。「これからは曲を作る必要はないんだ。カバーをやろう」と2001年にカバーアルバム『UNITED COVER』を出した。

『UNITED COVER』は80万枚の大ヒットとなったので、その判断は間違いではなかったのだろう。ただボブ・ディランは2001年に『ラヴ・アンド・セフト』、2006年に『モダン・タイムズ』とオリジナル・アルバムを出して立て続けにグラミー賞を受賞している。井上陽水は「やられたな~、上には上があるもんだ」と当時を振り返り苦笑していた。

それから十数年を経て、今年の7月29日に出した第2弾カバーアルバム『UNITED COVER 2』の収録曲について語るセルフライナーミュージッ­クビデオが公開されている。宇多田ヒカルの『SAKURAドロップス』は2014年12月9日にリリースされた、トリビュート・アルバム『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』で歌ったもので、MVでは「去年の夏ごろに話があった…そこからなんとなく。その時にはアルバムを作るなんて思ってなかった」と語っているが、久々にセフルカバーアルバムを出そうと頭をよぎったのではないだろうか。

『SONGS』では吉田拓郎の『リンゴ』をカバーした理由を「拓郎とは誕生日にケーキを持って行ってお祝いするほど仲が良いわけではないが、取っ組み合いをするわけでもない。“あの2人はどうなの?”という見方が一部にあるのは知っているので、少しは驚いてくれる人もいるのかな」と期待しつつ歌ったと証言している。また、岡本おさみさんの詞に強い印象を持ったこともカバーした大きな理由だという。

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