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【エンタがビタミン♪】<中村倫也インタビュー>「カメレオン俳優」が語る“役者の醍醐味”とは?

TechinsightJapan / 2016年2月27日 21時25分

【エンタがビタミン♪】<中村倫也インタビュー>「カメレオン俳優」が語る“役者の醍醐味”とは?

現在放送中の連続ドラマ『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系)でヒロインの兄役を演じている俳優・中村倫也(29)。これまで数々の映画に出演し、昨年末の舞台『ライチ☆光クラブ』では主演を務めるなど着実に経験を積んできた。その中村が、新作映画『星ガ丘ワンダーランド』(3月5日公開)で主演する。共演者は新井浩文、佐々木希、菅田将暉、杏、市原隼人、木村佳乃、松重豊という豪華陣だ。「カメレオン俳優」と形容される中村倫也に話を聞いた。

「星ガ丘駅」の駅員として働いている温人(中村倫也)は、届けられる落とし物の持ち主を想像して似顔絵を描くのが日課であり楽しみであった。そんな温人に、20年前に家族の元から去って行った母が死んだという連絡が届く。母の謎の死をきっかけに、止まっていた時間が動き出す―。

■演じた温人は苔みたいな人物
―中村さんが今回演じた温人(はると)はどんな人物だと思いますか。
中村:温人というのは、僕にとって苔(コケ)みたいな人物ですね。非常にささやかでひっそりと自生している。もうひとつ(の特徴は)、見えない鎖みたいなもので過去につながれている。その鎖に気づいているかも分からない。悪い人間でもないですけど、特別いい人間でもない、という感じですね。

―今作は「家族」がテーマのひとつだと思いますが、中村さんご自身のご家族について教えてください。
中村:両親と兄貴と俺ですね。あんまりしゃべると怒られちゃうんですよね(笑)。母は照れ屋なんで。いろんなことを応援してくれるいい両親です。舞台も観に来てくれます。

―家族に関して孤独な温人とはだいぶ違いますが、役作りはどのようにされましたか。
中村:(自分と)生い立ちや家庭環境が違うと結構大変で、想像力をすごい使わなくちゃいけないので、いろんな準備が必要でしたね。ただ役としてそこに存在しないといけない映画なので、撮影に入る前に準備したことを、撮影に入ったら全部捨てて、そこでやる(演じる)作業が必要でしたね。



■役者の醍醐味は面白い人と出会えること
―中村さんにとって役者の醍醐味とは何でしょうか。
中村:面白い人といっぱい出会えることですね。面白い人と面白いことができると最高ですね。

―今回錚々たるキャストと共演されていますが、特に楽しみだった方はどなたですか。
中村:全員楽しみでしたね。市原(隼人)くんと新井(浩文)さんは完全に「初めまして」でした。他の方は仕事もしたこともありますが、松重(豊)さんにまた会えるのが嬉しかったですね。

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