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【エンタがビタミン♪】<木村佳乃インタビュー>デビュー20年、新しいことに挑戦し続けるワケ

TechinsightJapan / 2016年3月12日 21時0分

【エンタがビタミン♪】<木村佳乃インタビュー>デビュー20年、新しいことに挑戦し続けるワケ

3月5日公開の映画『星ガ丘ワンダーランド』に物語のカギを握る母親役で出演している女優・木村佳乃。近年では演技だけでなく、バラエティ番組出演やMCをこなすなど活動の幅を広げてきている彼女に、新作映画のこと、女優としてのこれまで、そしてこれからについて話を聞いた。

映画『星ガ丘ワンダーランド』で木村は、2人の息子(新井浩文・中村倫也)がまだ幼い頃に家族の元から去り、その後2人の子ども(佐々木希・菅田将暉)と暮らすことになった母親・爽子を演じている。それから20年、楽しい思い出の場所でもある今はさびれた遊園地「星ガ丘ワンダーランド」で謎の死を遂げた爽子。その死をきっかけにそれぞれの止まっていた時間が動き出す―。

■演じたのは愛情深い謎の女性
―今回、木村さんが演じられた爽子はどのような女性だと思いますか?
木村:愛情が深い女性だなとは思ったんですけれど、同時に恋に落ちて家族を捨てて好きな人のところに行ってしまったわけで、ある種の寂しさを秘めた女性だなと思いました。(中村)倫也くん演じる主人公の思い出の中の母親になっていて、回想でしか出てこないので謎な部分も多いんですが、それも柳沢(翔)監督の狙いだったので監督の指示に従って演じました。それにしても、私、(佐々木)希ちゃんと倫也くんと菅田(将暉)くんと新井(浩文)さんのお母さんですよね。そう考えるとすごいなって(笑)。

■人生思い通りではつまらない
―木村さんご自身も2児のお母さんですが、爽子が子どもを置いていった行動を理解することはできましたか?
木村:(爽子は)すごく辛くて身が引き裂かれる思いだったと思うんです。離れ離れになりたくなかったし、出て行きたくなかったと思いますけど、どうしてもしょうがない理由があるときって、人間にはありますよね。人生ってやはり思い通りにならないことって、たくさんありますよね。

―意外ですね。木村さんにもそんなことがあるのですか?
木村:ありますよ! あります、あります。失敗もするし、悔しい思いもするし。思い通りになったら、逆に人生つまらないですよね。先のことは分からないし、誰にも分からないですよね。受け入れるじゃないですけど、いろんなことがありながらも生きていくというのがとても素敵なことなんじゃないかなと思います。



■主題歌も担当。子守唄のように歌った
―今作で、木村さんは主題歌を務めていらっしゃるのも話題ですね。
木村:(依頼を受けたときは)「(中村)倫也くんが歌わないの?」と思いました。彼は読売演劇大賞(優秀男優賞)を受賞したこともある、ストレートプレイもミュージカルもできる歌の上手い俳優なので。でも柳沢監督が「子守唄として女の人に歌ってほしい」とおっしゃったので、レコーディングでも「歌い上げるのではなく、胸に抱いている赤ちゃんに子守唄のように歌ってください」と言われて、そのように努力しました。

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