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【海外発!Breaking News】「ズマ大統領にレイプされた」と訴えた女性 敗訴後エイズ活動家として活躍も死去(南ア)

TechinsightJapan / 2016年10月12日 14時58分

2009年に南アフリカ大統領となったジェイコブ・ズマ氏。2005年に彼にレイプされたと訴えた女性が、10月8日に死亡したことを女性の家族が公表した。「性交後にシャワーをすぐ浴びたのでHIVにはならない」とズマ氏のとんでもない発言が世界中に知られることになったレイプ裁判であったが、女性は敗訴した後に亡命するなどつらい人生を歩んできた。

亡くなったのはクウェジさん(本名Fezeka “Khwezi” Kuzwayo)で41歳。詳しい死因は明らかにされていないが、長い間病に伏していたという。クウェジさんは1990年代にHIV陽性と診断されて以降、エイズ対策を訴える活動家となっていた。

クウェジさんは2005年、ズマ氏にレイプされたと訴えた。彼女の父がロベン島に収監されていたアパルトヘイト時、同じ房で10年過ごしたのがズマ氏で、それ以来「父の親友」として親交があった人からの裏切りであった。

裁判で、当時副大統領であったズマ氏は性交を認めたものの「彼女のほうから誘った」と発言。さらにエイズウイルスに感染していたクウェジさんに対して、ズマ氏は「性交後にシャワーをすぐ浴びたのでHIVにはならない」と呆れる回答をして世界中を驚かせた。この裁判で敗訴したクウェジさんは与党「アフリカ民族会議(ANC)」のサポーターから脅迫を受けるなど身の危険を感じたため、2007年に母親とともにオランダへ移住していた。しかし亡くなる1年前に、南アフリカに帰国したと言われている。

常に闘う姿勢を見せ、泣き寝入りをせずにオープンにレイプ被害のつらさを語ってきたクウェジさんに、多くの女性が共感し、彼女をサポートしていた。クウェジさんの母親は「愛すべき精神で、心に他者への親愛を持っていた」と娘を評し、悲しみに打ちひしがれている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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