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【海外発!Breaking News】イスラム国最重要人物が取材に応じる 「アッラーの敵を殺す、こんな楽しいことはない」

TechinsightJapan / 2016年11月24日 19時35分

私はとても幼い頃からジハードに憧れを抱いていたが、親きょうだいはそれに強く反対していた。いとこのアブ・ムサンナ・アル・ジャザイリはISの重要メンバーで、チェチェンとアフガニスタンで戦ったが戦死している。私は国を離れてからも定期的に家族とは連絡を取り合っていたが、処刑などに関わる動画に出るようになると関係がぷっつりと途絶えてしまった。

■現在の家族について

2010年に結婚したが妻の名前や出身などは言いたくない。「妻と3人の子とともにエジプトに逃亡」という報道を目にしたことがあるが、エジプトを訪れたことなど一度もないし、子供は幼い娘ただ一人だ。ジャーナリストは完全にボケている。

■シリアへのヒジュラ(移住)

2015年になってすぐ、妻はある夢を見て夜中の3時に目を覚ました。私たちが逃げようとしたらそこにライオンが立ちはだかり、しかしイスラム教徒の女性が現れてライオンを投げ飛ばしてくれた。そのおかげで無事に通過することができたというもので、大事なお告げとして翌日の午前3時に私たちは出発した。妻と幼い娘を連れ手には1,500ユーロを握りしめていた。

手助けしてくれたのは友人で数学の教師をしているモハメド・ゲラブ。そしてアッラーによる奇跡。リヨンからシチリア島に入り、ボートでギリシャに渡ってトルコへ。体調を崩して祈りを捧げていたところ、ありがたいことに車に乗せてくれて金と食糧も恵んでくれる男性に出会えてやっとクルド地方に。アメリカ人が私たちの前に現れ、心臓の鼓動が激しくなったが私は観光客かのようにタバコを吸い、妻は口紅をつけるなどして懸命に余裕があるフリをした。

いく度も危ない思いをしたが、なんとか3歳の娘を連れてトルコ南部のガズィアンテプを経て国境を越えた。可愛がっていたネコをそこでやむなく置き去りにしたことが今でも心残りだが、もしあそこに2~3週間も滞在していたら大変なことになっていたと思う。

またシリアに来てしまったことで残念な部分もある。ここにいる仲間や私は、海外の“不信心者の地(Dar ul-Kufr)”で具体的に攻撃をしかけている分子たちの活動的な様子がむしろ羨ましくて仕方がない時がある。

■海外の若いIS戦闘員志願者に対して

彼らにはシリアに移住し、イスラムの教えに従い、完全なるIS戦闘員となって生活することの重要性を説いている。だがヒジュラはどうしても難しいという場合は、各人が暮らす“不信心者の地(Dar ul-Kufr)”で攻撃を起こすという選択肢でもかまわない。

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