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【海外発!Breaking News】大学創設者の銅像撤去活動に奮闘した学生、創始者の奨学金でちゃっかりイギリス留学(南ア)

TechinsightJapan / 2017年1月31日 6時0分

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南アフリカにある世界でもトップクラスのケープタウン大学。しかし2015年にケープタウン大学創設者セシル・ローズ氏(Cecil John Rhodes)の銅像を撤去するよう求める活動「Rose Must Fall」が行われ、銅像は撤去されてしまった。その活動のリーダー的存在であった男子学生が、銅像の人物であるローズ氏の遺産から始まった「ローズ奨学金」でオックスフォード大学院に留学する話が持ちあがった。

2015年にケープタウン大学構内にあるセシル・ローズ氏の銅像を取り外すべきであるという運動が起こった。銅像は19世紀後半にケープ植民地相を務めたセシル・ローズ氏がソファに座っているものだ。鉱山王でもあった彼は、自分の土地を寄付してそこにケープタウン大学を創設した。しかし人種差別、白人主義者であったローズ氏の銅像を大学のど真ん中に設置しているのは人種差別の象徴であると主張した学生らが「Rose Must Fall」活動を行い、銅像は同年4月に撤去された。

一方でセシル・ローズ氏は自身の莫大な遺産をオックスフォード大学に寄贈しており、そこから始まった「ローズ奨学金」は世界で最も古い奨学金制度と言われ、現在でも世界各国から一流の学生が呼ばれている。今年、ローズ奨学金の対象となった世界の学生96名のうち、南アフリカの学生は8名。その8名の中に、セシル・ローズ銅像を撤去せよと過激な活動をし「Rose Must Fall」ストライキのリーダー的存在であった元法学部学生のジョシュア・ノットさんがいたことが分かった。

1月22日の英メディア『Daily Mail Online』には、ノットさんが口にテープを貼ってローズ氏の銅像を巡る会議の詳細を書いた紙を手に持っている写真とともに「アンチ・ローズの中心的人物」とノットさんを紹介している。そんな彼がローズ氏のお金で留学するというだから、ケープタウン大学の元学生は、驚きや怒りなど様々な声があがっているようだ。

ノットさんを「ご都合主義」と非難する意見もあれば、「彼は活動に入ると扇動的な発言をして、Rose Must Fallグループとのそりが合わずに追い出された」「RMFの活動を妨害した」などノットさんがRose Must Fallのメンバーではなかったという声もある。

奨学生が住むローズハウスのウェブサイトでは、ノットさんについて「南アフリカの憲法について熱心に学んでいる若い学生」と評価、彼は社会正義に強い興味を持ち労働者の権利を明確にし、学生主体の取り組みに力を入れてきたと綴られている。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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