1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【エンタがビタミン♪】“BABYMETAL”や“X JAPAN”まで他人が商標登録出願 『PPAP』は氷山の一角だった

TechinsightJapan / 2017年1月30日 18時0分

写真

ピコ太郎の大ヒット曲『PPAP』のタイトルと同じ綴りで他人が勝手に商標登録申請したことで、「ピコ太郎は『PPAP』を歌えなくなるのか?」と話題になった。これは偶然の一致などではなくベストライセンス株式会社の上田育弘氏が“PPAP”の商標権を取得しようとして申請したものだ。この件はワイドショーなどでも取り上げられ、上田氏は他にも多数の人気ワードを商標出願していることが分かった。そのなかにはアーティスト名に酷似したものもあり『PPAP』はまさに氷山の一角である。

1月26日に放送された『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でも「ピコ太郎は『PPAP』を使えない?」をテーマにして、ベストライセンス株式会社の上田育弘氏を直撃インタビューした。彼は『PPAP』を商標出願した件について、自分はピコ太郎やエイベックスと何の関係もなく先に商標登録して権利を得ることで利益につなげるのが目的との趣旨を話した。エイベックスは『PPAP』の商標出願をしているが、上田氏の方が9日早く申請しており「出願日で私が勝っている」「エイベックスは私の商標を無視できない」「適正な価格で譲渡または使用権を許諾したい」とも語っている。

番組では上田氏が他に出願した商標をいくつか紹介していた。「じぇじぇ」「STAP細胞はあります」「終活」「アナと雪の女王」「ダメよ~ダメダメ」「LOVELIVE」といったものから「民進党」「北陸新幹線」まで注目されるワードを次々と申請しており、1日に300件出願することもあるそうだ。

実際に経済産業省 特許庁が運営する『特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)』で商標出願状況を検索してみると、「BABY METAL」「X JAPAN」まで出願人・ベストライセンス株式会社として申請されているではないか。

株式会社アミューズが申請して2015年1月30日に登録された商標は「§BABY\METAL」と表示されるが、ベストライセンスが出願した商標は「BABY METAL」となっており若干異なる。また、「XJAPAN」については株式会社ジャパンミュージックエージェンシーにより2004年2月27日に登録されているが、ベストライセンスは2016年11月12日に「X JAPAN」とスペースをいれた綴りで申請しており現在は審査待ちとなっている。

ただ、もし第三者から勝手に商標登録されても「自分が先に使っていた」と証明できれば、特許庁に「商標登録無効審判」を請求する手段がある。流行ワードや活躍するアーティスト名は世間に知られていることから「自分が先に使っていた」ことは歴然で、万が一先に商標登録されたとしても申し立てできそうだ。

出典:https://www.instagram.com/babymetal_jpn
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください