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【海外発!Breaking News】脳手術を受けながらギターの弾き語りを披露した男性(ブラジル)

TechinsightJapan / 2017年3月8日 21時50分

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ブラジルの南東部で脳腫瘍と診断された男性が、自身の脳手術中にギターを演奏していたことが話題となっている。覚醒下手術により意識がある状態で受けた手術で男性はブラジルの伝統的な曲を見事演奏したのだった。

サンパウロ州サントス出身のローデン・バティスタさん(40)は昨年、何度もてんかん発作を起こして病院に運ばれた。地元の病院で検査を重ねた結果、ローデンさんの脳にハート型の腫瘍があることが明らかになった。この腫瘍を取り除く手術となると、後遺症などのリスクも念頭におかなければならない。

ローデンさんは医師から手術に際して、大きく2つの方法があることを告げられた。ひとつは全身麻酔で眠った状態で受ける手術と、もうひとつは手術の途中に患者を覚醒させ、意識のある状態で行う覚醒下手術のどちらかを選ぶことができるというものだ。

覚醒下手術とは、患者と時折会話をして脳に異変が無いか確認しながら手術を進めるというものだ。

ローデンさんは医師からの勧めで覚醒下手術を受けることに決めた。さらに驚くべきことに、医師は手術中のローデンさんにギターを演奏するよう提案してきたのだ。

当然ではあるが、この提案は医師なりの理由があった。手術中に脳に損傷をきたしていないか、正常に機能しているかなどローデンさんのギター演奏の様子を確認しながら手術を進めるというものであった。当日、ローデンさんはいったん麻酔で眠った状態となり、途中で覚醒し、その後は手術中にもかかわらず意識をしっかりと持っていた。

この時ローデンさんは医療スタッフの助けを借り、妻に電話をして手術の状況を伝えるなどして驚かせている。その後、ブラジルの伝統的な曲をギターの弾き語りで見事披露した。手術は無事終了し、現在のローデンさんは自宅から通院しながら治療を続けている。

実は今回のように脳手術の間、患者が楽器を演奏するという事例は他にもある。イスラエルでは脳手術を受けたバイオリニストが医師の依頼で反応を確認するために、手術台で演奏したという。

出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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