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【海外発!Breaking News】「引っ越すから」と老犬を預けられた隣人、「犬は要らない」草地に捨てる(英)

TechinsightJapan / 2017年4月28日 22時41分

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ペットを飼うからには最後まで責任をもって世話をするのは当然のことだ。しかしながら、悲しくも途中で責任放棄してしまう人があとを絶たない。このほど2人の飼い主に見捨てられた老犬が保護され、人々が怒りを露わにしていることを英紙『Mirror』など複数メディアが伝えている。

英ノッティンガムシャー州ワークソップで暮らしていたイヴォンヌ・ラドクリフさん(76歳)は、新しく出会った男性との新生活を始めるためにカナダへ引っ越すことになった。そこで飼っていた12歳の老犬“テッサ”の引き取り先を探していたところ、以前から「犬が欲しい」と隣人が言っていたことを思い出し、その隣人に引き取ってもらうことにした。

イヴォンヌさんは9年間知っていたその隣人を信頼していたのだろう。全く知らない人にテッサを託すより知っている隣人の方がいい…そんな気持ちもあった。そこで、隣人に「テッサを引き取ってもらえないか」と持ち掛けたところ「OK」という返事があったので、イヴォンヌさんはテッサを置いてカナダへと引っ越した。

しかしこの隣人は、本当は犬を引き取りたいという意思はなく隣人のよしみで思わず「OK」と言ってしまったようだ。後日、その隣人はテッサを無責任にも捨てたのだ。

4月23日の午前5時頃、チャリティー活動のためいつものようにカーブートセール(car boot sale:車のトランクに不用品などを入れて売ること)を開こうとやってきた動物救済サービスの慈善団体『South Yorkshire Pet Amburance』を運営しているアラン・ウェブスターさんは、草地に犬がいるのを見つけた。

犬の側には水が入れられたボウル、食べ物が入ったプラスチックの袋、毛布などがあり、その毛布はしっとりと濡れていたという。そして犬自身も濡れて体がかなり冷えていたようだ。アランさんは朝食にしようと持って来たライスプディングの缶をバンに入れて来た小さなストーブで温め、犬に差し出した。

そしてアランさんは、捨てられた犬の首輪にメモが挟まれてあることに気付いた。それは“テッサ”というこの犬を、元飼い主のイヴォンヌさんから引き取ったものの面倒を見切れずに捨てた隣人からの手紙だった。

「テッサは12歳です。私の犬ではありません。私にはその気がなかったのですがテッサの元飼い主の女性が私に引き取るように言ってきました。テッサは紅茶、コーヒー、ミルクに少し水を混ぜた飲み物が好きです。朝食は朝11時半にあげてください。元飼い主はもうカナダへ行ってしまいました。引き取り主ができたことで喜んでいたようですが、私は犬は要りません。」

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