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【海外発!Breaking News】DV被害の女性、生々しい傷跡を自撮りSNSで公開(英)

TechinsightJapan / 2017年5月5日 0時53分

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DV被害に遭っている現状を訴えることが出来ない人は多く、ましてや自分が被った傷跡をSNSで伝えるという人もほとんどいない。トラウマ化しているであろうDV被害の記憶を世間に晒すことはその傷と直面しなければならず、精神的にも苦痛を強いられてしまうからだ。しかし英サマセット州の女性は「DVの被害に苦しんでいる人たちをインスパイアできれば」とあえてその姿を公表した。

英紙『Metro』ら複数メディアが伝えたのは、同州アックスブリッジに住むキャロライン・ウェイさん(41歳)の痛々しい姿だ。

彼女は30歳の時に知り合ったディーク・オリス(39歳)と交際を続けていたが、2014年に2人の関係は破たんした。

オリスとの交際に疲れ切ったキャロラインさんは、別れた後もオリスが新しい住居を見つけるまではと自宅に住まわせていたという。しかしその親切心は裏目に出た。別の男性と交際を始めたキャロラインさんに、オリスは激しい嫉妬心を抱くようになりある夜、オリスがキャロラインさんの携帯電話をチェックしようとしたことで2人は口論になった。

キャロラインさんによると、奪われた携帯電話を取り返そうとオリスを突き飛ばし、彼はその勢いでひっくり返ってしまったという。そのことに逆上したオリスは、キャロラインさんを組み敷き馬乗りになって首を絞めようとした。

しかも呼吸ができない状態で何度もオリスに殴られた。オリスは台所からナイフを持ち出し、「お前をレイプしてやる」「今から2人で死ぬぞ」と脅してキャロラインさんを2階へと引きずっていった。

部屋にあった鏡を見たキャロラインさんは、散々殴られて腫れ上がった自分の顔を認識することができず、思わず笑ってしまったという。その反応に我に返ったのかオリスは泣き出したそうだ。

キャロラインさんはすぐにその場から逃れ助けを求めた。警察がオリスを逮捕しキャロラインさんは病院へ搬送されたが、目の周りにはアザがくっきりとつき、眼窩にヒビが入り顎を骨折するという重傷を負った。

当初、目を開けることもままならなかったキャロラインさんだったが、DV被害の有様を6週間にわたり自撮りし続けた。そうすることで、キャロラインさんは肉体的にも精神的にも乗り越える力がついたのだという。

2014年3月17日に病院のベッドで撮影した自撮りには、なんとも痛々しい姿のキャロラインさんの姿が映し出されている。医師からは多発性骨折を負っていると聞かされ、心理的にも相当な苦痛を抱えていたことだろう。しかしその後も自撮りを続け、回復への道のりを収めた。

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