【エンタがビタミン♪】<THE ALFEEインタビュー>「ムッシュにかかわれて幸せ。DNA受け継ぎたい」
TechinsightJapan / 2017年5月23日 21時0分
平均年齢61.7歳、還暦を過ぎた“最年長新人バンド”として昨年颯爽とデビューした「The KanLeKeeZ(ザ・カンレキーズ)」。揃いのミリタリールック以外は「THE ALFEE」にそっくりな彼らの新曲『エレキな恋人』が、「THE ALFEE meets The KanLeKeeZ」と銘打ったTHE ALFEEのニューシングル『あなたに贈る愛の歌』(5月24日発売)のカップリングとしてリリースされる。1960年代後半に一世を風靡したGS(グループ・サウンズ)を愛し、今年もTHE ALFEEのライブに出演して“GSの伝道師”のごとく活動を続けるThe KanLeKeeZについて、彼らをよく知るTHE ALFEEの3人をテックインサイトが直撃した。その中でかつて「ザ・スパイダース」でGSブームの第一線で活躍し、3月1日に亡くなられたムッシュかまやつさん(享年78歳)についても語ってもらった。
■The KanLeKeeZ=THE ALFEE?
―まず確認したいのですが、カンレキーズ=アルフィーでよろしいのでしょうか?
高見沢俊彦:いいですよー。ミリタリールックを着るとカンレキーズになりますね。
坂崎幸之助:昔、(アルフィーが別グループとして活動していた)BE∀T BOYSで(設定に凝って)失敗していますからね(笑)。
高見沢:設定作ると面倒くさいんだよね。まあ、今ライブやっていますけど、カンレキーズもアルフィーのナンバーをやってますから、ミリタリールックを着ているか着ていないかの差だけですね。
■GSはバンドでやらないと面白くない!
―では、アルフィーのお三人にカンレキーズについてお聞きします(笑)。以前から桜井賢さんの音楽のルーツとしてGSが挙げられることはありましたが、なぜ今、GSだったのでしょうか?
高見沢:3年前のアルフィーの40周年のときにツアーパンフレットで、「影響を受けた音楽」としてフォークからロックまでいろいろな格好をしたんですよ。
坂崎:コスプレしたんです。
高見沢:その中にGSがあって、ミリタリールックを3人で着たんですよね。それがすごく印象にあって、その後僕がソロでGSをダンスミュージックにアレンジしたりしたんですよ。でもやっぱりね、GSって一人だとつまらないんだよね。バンドでやらないとGSのイメージじゃなくて。そこでアルフィーでやってみたらどうなるんだろうと。それで『G.S. I Love You -あの日の君へ』(2015年12月発売のTHE ALFEEのアルバム『三位一体』に収録)を作ってから、去年の春ツアーで3人でミリタリールックを着てやってみたら非常にしっくりきちゃって、楽しかったという感じですね。
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