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【エンタがビタミン♪】イッセー尾形、「(桃井)かおりさんとの芝居に勝るものはない」

TechinsightJapan / 2017年6月24日 21時38分

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女優・桃井かおりと俳優・イッセー尾形が、日本とラトビアで初となる共同製作映画『ふたりの旅路』(原題:Magic Kimono)の初日舞台挨拶に登壇した。桃井は『ゴースト・イン・ザ・シェル』、イッセーは『沈黙 -サイレンス-』と、ともに今年公開されたハリウッド映画に出演し、ボーダーレスに活躍している。本作も、ラトビアの首都リガ出身の監督が手がけており、同地とその姉妹都市にあたる兵庫県神戸市で撮影された。この日、東京・渋谷ユーロスペースで行われた舞台挨拶では、映画や舞台で幾度も共演経験をもつ2人の息の合ったトークが繰り広げられた。

桃井かおりとイッセー尾形、そして監督・脚本・編集を務めたマーリス・マルティンソーンス氏が、本作を観終わった観客の前に拍手に迎えられて登場した。本作で桃井が演じるのは、不慮の事故により娘を亡くし、阪神・淡路大震災ですべてを失くしたケイコ。自分の殻に閉じこもったケイコは着物ショーに参加するためにラトビアの首都・リガを訪れるが、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする―。本作は愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあう、おとぎ話である。



桃井とマーリス・マルティンソーンス監督がタッグを組むのはこれで3回目。桃井は本作について「台本はもちろんありましたが、リトビア語から英語、そこから日本語に直すと訳が分からない。こういう映画になればいいなとそれぞれが違った方向に走った結果がこうなった」と独特の言い回しで笑わせた。イッセーは「サッカーでボールがどこに行くか(試合では)分からないように、本番はゲームみたいなものなのでアスリート感覚」と振り返った。

桃井がほとんど「ワンテイクで無駄のない撮影でした」、イッセーが「保険であとひとつふたつ撮ってみようかというのはあったけど」と明かした通り、撮影は非常にスムーズに進行したようだ。監督は「2人の会話のシーンでは、2人の感覚に身を任せたいという感じになった。(2人の芝居を見ていて)これ以上何も言うことがなくなったんだな、止めて欲しいんだなというところでストップをかけました」と全幅の信頼を寄せている様子だ。

イッセーは「(いろいろあっても)最終的に残るのは、かおりさんと見知らぬ街の石畳の上で芝居ができる、これに勝るものはないなと今もつくづく実感しています」と桃井に称賛の言葉を贈れば、監督も「素晴らしい時間を与えくれたことを2人に感謝します。2人がいなればこの映画は成り立ちませんでした」とお礼を述べた。



本作はリガでも9月に上映されるという。桃井は「この頃、リガの方にも旅行にいらしてください。素敵ないい街です。琥珀もお安く売っています」と身に着けていたアクセサリーを見せながら茶目っ気たっぷり。桃井は「今日初日を迎えたというだけで、本当に嬉しくて。ここ何年か私の出た映画は映画祭でしか観られないので本当にレアでしょ」とにこやかな笑顔を見せた。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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