【海外発!Breaking News】支配欲の強い妻にうんざりし、5年間森の中で暮らした男性(英)
TechinsightJapan / 2017年10月18日 17時10分
生涯の伴侶となるべき相手と結婚したかと思いきや、わずか3年で妻の支配欲にうんざりしてしまった男性。家族の誰にも告げずにひっそりと去り5年もの間、人気のない森の中でテント生活をしていたという。その後ホームレス支援施設に移り、現在は2度目の人生を楽しんでいる男性のニュースを『The Sun』『Mirror』などが伝えた。
今から10年前、英ハンプシャー州ファーンボロで暮らしていたマルコム・アップルゲートさん(62歳)は、結婚して3年になる妻に愛想を尽かした。
マルコムさんは25年間、地元で庭師として活躍していたが、仕事が増え家を空ける時間が多くなると、妻が怒り「仕事量を減らせ」と支配欲を見せるようになりうんざりしてしまった。
「もうこれ以上、妻とはやっていけない」―そう思ったマルコムさんは、妻はおろか自分の身内にも何も言わずに荷物をまとめて家を出た。はじめは自転車で“逃亡”していたが、途中オックスフォードで自転車に鍵をかけるのを忘れてしまい盗まれてからは、およそ3週間かけて徒歩でロンドンを目指した。
そうしてマルコムさんが辿り着いたのは、ロンドン南西部キングストンだった。市内にあるコミュニティーセンターで高齢者のためのガーデニングの仕事を見つけ、夜は近くにある森の中でテントを張り5年間も生活した。マルコムさんは当時のことをこのように振り返っている。
「キャンプ生活をしていたのは私の他に2人いました。でも森の奥深くまでやって来る人はおらず、誰も人が住んでいるなんて気付かなかったと思います。コミュニティーセンターで仕事をしていたので、そこでシャワーを浴びることもできたしそれなりに楽しんでいました。でもある日、(ロンドン南部グリニッチにある)ホームレス支援施設“Emmaus”を仲間から紹介され、早速面接に向かったのです。すぐにキャンプ生活をやめてその施設に移りました。」
現在も同じ施設で幸せに暮らしているマルコムさんは、妻のもとを去った理由をこう語る。
「妻は私が仕事を入れれば入れるほど、機嫌が悪くなり怒るようになりました。結婚して3年しか経っていませんでしたが私の手に負えなくなり、うんざりしてしまったのです。私はファーンボロでの庭師の仕事が本当に好きでした。今でもガーデニングは好きです。テント暮らしは楽しかったのですが、この施設で暮らすようになって第2の人生を与えられた気がします。」
マルコムさんはこっそりと身を消したことによって、この10年間自分の姉とも連絡を途絶えていた。しかし施設での暮らしが落ち着いた頃、姉に手紙を出すとすぐに連絡があったという。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
猫のために福祉施設や生活保護を拒否するホームレスもいる...荒川河畔の動物たち
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月18日 17時5分
-
「この選択は人生の冒険」洪水リスクにさらされる荒川河川敷のホームレスたち
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月11日 10時55分
-
「自由に生きたかった」アルミ缶を売り、生計を立てる荒川のホームレスたち
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月4日 10時35分
-
荒川河川敷ホームレスの「アパート」と「別荘」を、中国人ジャーナリストが訪ねた
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月4日 10時25分
-
DAIGO姉、難ありオタクが50歳で結婚!こじれた先にあったハッピーな結婚の秘訣とは/2024年7月トップ5
女子SPA! / 2024年8月31日 8時45分
ランキング
-
1もうすぐ8年目、広がり続ける「新しい地図」のエンターテインメント 音楽、舞台、映画、テレビ、CM、おせちのプロデュース…果敢なチャレンジの数々
NEWSポストセブン / 2024年9月21日 7時15分
-
240代男性に「このビルの屋上から飛び降りろ」と…アマゾンの物流センターで働いた筆者が解説 映画『ラストマイル』の“背景”
文春オンライン / 2024年9月21日 6時10分
-
3「西園寺さん」“高畑淳子劇場”に《泣いた》の声多数…不適切発言も何の!ベテラン女優の無双
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月21日 9時26分
-
4黒柳徹子、結婚を寸前でやめた理由 過去の恋愛で得た教訓とは「当時の自分に言いたい」
モデルプレス / 2024年9月21日 13時41分
-
5「犯罪者でも…」不倫“継続”報道の斉藤由貴が19歳で語っていた特殊な恋愛体質
週刊女性PRIME / 2024年9月21日 7時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください