【海外発!Breaking News】がんで亡くなった女性 家族に秘密で手紙を遺す「今日が最後だと思って生きなさい」(米)
TechinsightJapan / 2017年11月8日 21時30分
![【海外発!Breaking News】がんで亡くなった女性 家族に秘密で手紙を遺す「今日が最後だと思って生きなさい」(米)](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_440707_0-small.jpg)
妻であり4人の母である55歳女性ががんの告知を受けたのは、昨年7月のことだった。闘病生活は1年を超え、自分の命が長くないことを悟った女性は家族一人一人に手紙を書いていた。そしてそのことを誰にも知らせることなく先月、この世を去った。『Inside Edition』『People』など複数のメディアが伝えている。
米インディアナ州に住むペギー・サマーさん(55歳)は昨年7月、ステージ4の腎臓がんを告知された。今年の6月には大手術を受けたものの体調が完全に回復することはなく先月31日、ペギーさんは同州フォートウェインにある病院で息を引き取った。
誰もが悲しみに暮れる中、家族は自宅の鏡台にあるジュエリーボックスの裏に手紙の束が置かれているのを見つけた。それは万が一のことを考え、ペギーさんが家族一人一人に宛ててしたためたものだった。
インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校で看護学を学ぶ娘のハンナさん(18歳)は「手紙を遺すなんて、本当に母らしい」と語り、こう続けた。
「母は思いやりに溢れ、いつも他の人のことを第一に考える人でした。時には友として、時には人生の先輩として、私は母の背中を見て育ってきました。手紙を発見したのは母が亡くなった日の夜のことで、読んでいくうちに様々な感情が込み上げてきて涙が溢れてしまって。家族みんなが泣いていました。それでも手紙に慰められ、少しは楽になったような気がします。それと同時に“母はいつも私たちのそばで見守ってくれているんだ”と母の存在を感じ、強くなれた気がします。」
ペギーさんにとって、母ががん宣告を受けてからの15か月は決して楽ではなかった。
「母は15か月のうち10か月は病院で過ごしていたと思います。身体の痛みが酷く一晩中うめいて、吐き続けたこともありました。感染症にかかってかなり弱ってしまい、理学療法も受けていましたが、なかなか病院を離れることができなかったのです。」
「それでも母はじっと耐え、一度だって弱音をはいたことはありませんでした。その母の強さは、母が遺してくれた手紙の中に溢れているのです。」
11月1日、ハンナさんは母からの手紙をTwitterでシェアした。その手紙はこう始まる。
「この手紙を読んでいるということは、手術が上手くいかなかったってことね。ごめんね。病気と一生懸命闘ったけど、打ち勝つことができなかった。神様は私に別の道を用意してくれたようよ。でも怒らないでね。生きて行く中で、嫌なことって避けては通れないものなの。どんなにつらいことでも、それとどう付き合っていくかが大切よ。」
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