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【エンタがビタミン♪】<THE ALFEEインタビュー>結成45周年を前に「バンドだから続けてこられた」 辛いことは3人で「3分の1に」

TechinsightJapan / 2017年12月22日 20時8分

―前々作のシングル『今日のつづきが未来になる』もそうですが、今回もタイトルが哲学のようですね。
高見沢:自分では哲学的とは思わないけど、日常誰もがあり得る事を歌にしたというのはあるかもしれない。あと『今日のつづきが…』も『人間だから…』も歌詞から作っているから、よりメッセージが強いかもしれませんね。いつもはアレンジやメロが先行しますが、最近のシングルは逆のパターンということです。



■新曲は「今の僕らの等身大のメッセージ」
―では、この曲ができた経緯やきっかけを教えてください。
高見沢:来年の結成45周年が大きかったですね。それに向けて弾みをつけるシングルというイメージです。たとえば20代・30代の頃だとこういう歌は出てこないと思うんですよ。今、45年経って年齢も重ねてきたからこそ歌える歌を出そうと。それが『人間だから…』になりました。今の僕らの等身大のメッセージですね。これを自分たちのアニバーサリーソングにしようという気持ちですね。基本的にTHE ALFEEの音楽的なバックボーンというのは、ハーモニーとアコースティックギターだと僕は思っていますが、高校や大学時代にコピーしていたサウンド、CSNやS&Gもアコースティック+コーラスじゃないですか。そこを原点回帰としてちょっとハードにしたサウンドを目指しましたね。まあ、当時では考えられない高いギターを坂崎は弾いていますけどね。
坂崎:値段ですか(笑)。Martin / D-45ですから、当時20歳そこそこでは持てなかったですね。

―ちなみにお値段はどのぐらいなのですか?
高見沢:1億ぐらいですか?
坂崎:そんなにしない(笑)。でも、今は僕が買ったときの倍以上になっていますね。1968年製のD-45って67台しか生産していないんですよ。戦後、最初に作られたD-45なんですけど、今はもう多分7~800万円するんじゃないですか? 加藤(和彦)さんが生前アメリカで見つけて、「3万ドルで出てるから、幸ちゃん(=坂崎)買えば?」って。「無理ですよ」って言ったら知り合いが買ったの。それで『和幸』(加藤和彦さんと坂崎のユニット)のときに借りて弾いていたんですね。それから1、2年後にD-45が欲しくて頑張って買おうかなと思っていたら、楽器屋さんにちょうど売りに出ていて、加藤さんに値引き交渉を頼んだら、僕が借りていた人が委託で出していたの。それで「幸ちゃんだったら」って。すごい縁があって、びっくりしちゃった。

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