【エンタがビタミン♪】『民衆の敵』篠原涼子×高橋一生“10分”の議論シーン 最終回に共感の声「政治に興味もってきた」
TechinsightJapan / 2017年12月27日 12時1分
月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)が12月25日の放送で最終回を迎えた。篠原涼子演じる主人公・佐藤智子が政治に無関心なママから議員報酬目当てで立候補し、あおば市議会新人議員に当選する。すると持ち前の正義感から「おかしいことはおかしい」と市議会の現状を変えるべく議員として自覚に目覚めていく。やがて議会の最大派閥を牛耳る市議会のドン・犬崎和久(古田新太)の陰謀によって新市長となるが、その犬崎のやり方に反発したことで陥れられてリコールの危機が迫る。
智子のママ友で記者の平田和美(石田ゆり子)がナレーションで「突拍子もないことをやってしまう」と智子のことを評すように、ドラマならではのスピーディーでドタバタした展開によって「政治は苦手」という人も見やすかったのではないか。ただ、後半には政界のどろどろした部分が描かれシリアスな場面も多く、最終回では智子と副市長を引き受けた藤堂誠(高橋一生)が他に誰も居ない議場で議論しあう。そのシーンはおよそ10分にわたり、本作が伝えようとしたことの多くが詰まっていたかのようだ。
ニューポート計画の本当の目的は「産業廃棄物処理場」で、それを表に出せば市民は反対する。だから「民衆に知らせずに進めた方が良いこともある」と主張する藤堂。智子は「民衆をバカにしている」と憤るが「選挙で投票したことはあるのか?」と痛いところをつかれ、「民衆をバカにする政治家が嫌ならば、そんな人間に政治を任せなければよい。選ぶ権利を放棄しておきながら世の中おかしいと言う方がおかしい」と返される。
その後も「選挙で掲げた公約を当選したら手の平を返す人もいる」「しっかり調べて見極めるのが大事だ」「(国会議員である藤堂の父が言った)愚かな民衆を導くときは独裁政治が必要な時もある」「多数をまもるために少数を切り捨てることも必要」「切り捨てられるのはいつだって弱者。声すらあげられない人だってたくさんいる」などの応酬が続き、「誰かの幸せのために1人を犠牲にする。1人の幸せのために皆を犠牲にする。どちらが正しいなんて単純ではない、きっとどちらも正しい」と言い残して藤堂は国政の道に進む。
智子はニューポート計画の正体が産廃処理場建設であることを市民に明かして、「だけど悪いことも良いこともある。市民みなで話し合って決めたい」と“市民の議会”を開催する。当初は総数で10人に満たなかったが、同期議員の岡本遼(千葉雄大)、小出未亜(前田敦子)、園田龍太郎(斎藤司)たちの協力もあって徐々に集まり、第9回になると議場の席では足らず床に座るほど関心を持つ市民が増えた。
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