【エンタがビタミン♪】『99.9』続編の伏線か? 裁判官・川上憲一郎の本性を濁し「今後を見ないとわからない」
TechinsightJapan / 2018年3月19日 14時40分
日本の刑事事件における裁判有罪率「99.9」をタイトルに掲げ、「残り0.1%」を確かめようと事実を追う弁護士を描くドラマ。TBS系日曜劇場『99.9―刑事専門弁護士― SEASON II』が3月18日に最終回を迎えた。前回、主人公の深山大翔(松本潤)をはじめ斑目法律事務所法務部刑事専門ルームの弁護士たちと法廷で対峙した東京地方裁判所の裁判官・川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)が、今回は深山たちが担当する放火殺人事件の再審請求を阻もうとする。
第5話「歪められた少年裁判 嘘つきは誰!?」(2月11日放送)では、最高裁判所・事務総局事務総長の岡田孝範(榎木孝明)と裁判官で東京地方裁判所所長・代行の川上憲一郎が「少年犯罪の厳罰化」をアピールするため、「17歳の少年2人による女子高生へのわいせつ事件」の判決を有罪にしようと目論んだ。
深山たちが事実を明らかにしたことにより判決は無罪となったものの、新聞に「裁判所の良心 検察の暴挙を食い止める」と掲載され、川上たちは結果的にアピールを成功させた。
斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)は川上たちを「ただじゃ食えない相手」とけん制して、刑事専門ルーム室長・佐田篤弘(香川照之)や深山たちに「公正な裁判を行うには、本来“弁護士―検察官―裁判官”の関係は均等な距離を保ったトライアングルになっていなければならない」と言い聞かせる。
最終話「深山、最後の闘い!!絶対不可能の再審請求無実を信じる息子の涙最強の敵…手負いの裁判官の秘策!!0.1%の逆転なるか」でも、やはりその「トライアングル」を重要視していた。
再審請求を認めその裁判官を務める川上を、元裁判官の弁護士・尾崎舞子(木村文乃)が廊下で呼び止めた。「川上さん、公平に判断してくださいますよね」と訴える彼女に、川上は「尾崎、弁護士と裁判官はええ距離感持たなあかんで」と不敵に笑う。
「いつもゆがんだ距離感にしているのはあなたたちじゃないですか?」「裁判官と検察が距離を縮めることで均等であるはずのトライアングルにゆがみが生まれ、えん罪を作り出しているんです」という尾崎の主張は、斑目所長の言葉を思い出させる。
川上は再審請求で意外にも「無罪」と判決を下した。尾崎たちの訴えで心を動かしたかに思われたが、翌日の新聞に「川上氏 異例の昇格 最高裁事務総長」と掲載された。
8年前に同放火殺人事件の裁判を担当、被告に死刑を宣告した現事務総長の岡田孝範は、今回の再審請求で“えん罪”となったため失墜したのだ。斑目所長は、川上はそれが狙いだったと疑う。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【真意は】再審無罪確定の袴田巌さんに静岡地検トップが直接謝罪へ…「どこかで謝罪せざるを得ない」元検察・若狭弁護士の見解
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年11月21日 18時13分
-
静岡地検の検事正、袴田巌さんに直接謝罪へ 無罪確定受け27日にも
毎日新聞 / 2024年11月20日 21時29分
-
「オープンコート訴訟 -法廷の”秩序”を問う-」訴訟開始のお知らせ
PR TIMES / 2024年11月13日 13時15分
-
TMI総合法律事務所 元最高裁判所判事・深山卓也が入所
共同通信PRワイヤー / 2024年11月1日 17時0分
-
日本社会や弁護団にとって袴田冤罪事件はまだ終わっていない
ニューズウィーク日本版 / 2024年10月26日 15時0分
ランキング
-
1柳葉敏郎「暴れまくっていた」ドラマロケ地で謝罪「ぐちゃぐちゃにして帰ってしまいまして」
スポニチアネックス / 2024年11月24日 16時14分
-
2上沼恵美子 PayPayの衝撃のチャージ額明かす スタジオ驚がく「30万でドキドキします!?」
スポニチアネックス / 2024年11月24日 15時57分
-
3水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月24日 9時26分
-
4篠原涼子・市村正親の長男が警察ザタ!三田佳子の二男ら“お騒がせ2世”化を危ぶむ声も
女子SPA! / 2024年11月24日 15時47分
-
5「知的だ(頭が良い)」と思う40代男性俳優ランキング! 2位「向井理」を抑えた1位は?
オールアバウト / 2024年11月24日 8時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください