【海外発!Breaking News】14年前に行方不明になった猫、飼い主と奇跡の再会(米)
TechinsightJapan / 2018年3月29日 21時50分
行方不明になり、死んだと思っていた猫が14年ぶりに飼い主のもとに戻るという奇跡が起こった。このほど米フロリダ州で、ハリケーン時に行方がわからなくなって姿を消した猫が発見された。飼い主との再会を可能にしたのは、猫に埋め込まれたマイクロチップだった。『Today』『WPTV-TV』などが伝えている。
フロリダ州フォートピアスに住む元K9(警察犬)ハンドラーのペリー・マーティンさんは、2002年に茶トラ猫の“Thomas Jr.(トーマスジュニア)”、通称“T2”を飼い始めた。野良猫だったT2を動物病院へ連れて行き、予防注射をしてマイクロチップを埋め込んだ。ところが2004年にハリケーン“ジーン”が襲来し、フォートピアスを直撃した。フォートピアスから南に32kmほど離れた場所にあるスチュアートの友人宅にT2と避難していたペリーさんは、開いていた窓からT2が出て行ったことに気付いた。
ペリーさんと友人、近隣住民らは何か月もT2の行方を探した。動物管理局がT2を見つけてマイクロチップの情報から飼い主がわかり自分のところに連絡がくるかもしれないという思いから、ペリーさんは動物愛護協会へもT2の行方不明を伝えて連絡を待っていた。しかしその行方は全くわからず、かかりつけの獣医でさえT2は死んだものとみなすようになり、ペリーさん自身も高速の近くで撥ねられて死んでしまったのではと思うようになった。
ところが14年経った今年3月5日、スチュアートに住むワズワースさん一家の玄関先にT2が突然現れた。リサ・ワズワースさん(47歳)とローレンちゃん(13歳)、クイン君(11歳)は、その猫が家の中に入ろうとしていた仕草を見て、「前は飼い猫だったのでは」とすぐに気付いたという。子供たちは猫を家の中に入れて餌を与え、お風呂に入れてノミ取りまでした。
「猫の体はノミだらけで、痩せ細って歩き方もいびつでした。でも人の愛情を欲しがっていることが分かったのです。お風呂に入れても逃げたり暴れたりせず、じっとしていました。」
既に犬を飼っていたワズワースさん一家は、猫を飼うことができなかった。そこで「先に動物病院へ連れて行った方がいいよ。僕がお金を払うから」とクイン君が主張したことで一家は猫を動物病院へ連れて行ったが、そこで獣医師が猫のマイクロチップの情報を読み取ると、16年前に埋め込まれていたものであることが分かったのだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
お家の猫ちゃん…「お猫様」になっていませんか ネットの情報に振り回されて、どうか“迷宮”に入り込まないで
まいどなニュース / 2024年5月3日 17時0分
-
【海外発!Breaking News】返品用の箱を開封したAmazon倉庫スタッフ、中から猫が現れて仰天(米)
TechinsightJapan / 2024年5月1日 15時6分
-
孤立ペットに迫る「命のリミット」 能登地震あす4カ月 被災者の生活再建見通し立たず
産経ニュース / 2024年4月30日 12時0分
-
「母国の動物たちを助けたい」ウクライナから日本へ避難の女性 動物看護師の資格取得めざして奮闘中
まいどなニュース / 2024年4月25日 15時0分
-
米ネバダ州の夫婦 5年間行方不明の猫と2000キロ離れたアーカンソー州で再会
東スポWEB / 2024年4月25日 10時13分
ランキング
-
1フィリピン政府 中国大使館員を“国外追放”方針 領有権問題めぐり「悪質な妨害工作」 中国側「うしろめたさ感じている証」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 20時43分
-
2ウクライナ北東部「突破の試み」=ロシア軍が攻撃強化、1キロ侵入
時事通信 / 2024年5月10日 23時31分
-
3イスラエル、ハマス同意の休戦案を拒否…ラファへの大規模侵攻姿勢を固持
読売新聞 / 2024年5月10日 19時33分
-
4「指の爪で戦う」と強気のイスラエル、一方でラファ侵攻規模縮小協議か…米の警告無視では困難との見方
読売新聞 / 2024年5月11日 6時47分
-
5ミスUSAとティーンUSAが相次いで辞退 主催団体に問題か
AFPBB News / 2024年5月10日 18時56分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください