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【海外発!Breaking News】バーバラさんへのラブレターに感動 ひたむきに愛の言葉を綴っていた若き日のブッシュ元米大統領

TechinsightJapan / 2018年4月20日 11時21分

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ともに90代と大変な高齢であったアメリカ合衆国第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ氏夫妻。しかしバーバラ夫人が米国の4月17日に他界した。「これ以上の医療はもう望まない。緩和ケアに集中する」と発表してわずか数日の逝去であった。ファーストレディとして夫を支えるようになった1989年から、バーバラ夫人は「識字や教育の充実が貧困問題を解決する」とさまざまな活動を展開しており、この大統領夫妻を信頼し、愛してきた多くの米国民が深い悲しみに包まれている。そんななかで世界各地のメディアが報じ始めたのが、若き日のブッシュ氏が婚約したばかりのバーバラさんに愛情を込めて綴ったラブレターの話題。こちらの頬が紅潮してしまうほど情熱的なものであったようだ。

17歳(メディアにより18歳とも)の時のクリスマス・ダンスパーティで、バーバラ・ピアースさんという素敵な女性に出会った“パパ・ブッシュ”ことジョージ・H・W・ブッシュ氏。ワルツを一緒に踊ったことから彼女を強く意識するようになり、交際をスタートさせた。そして第二次世界大戦中、海軍で航空母艦サン・ジャシント(USS San Jacinto)の飛行部隊に属し、砲術将校副主任を任命された若きブッシュ氏は1943年12月12日、4か月ほど前に婚約したバーバラさんに狂おしいほどの強い想いでラブレターをしたためていたようだ。“‘My darling Bar,”という呼びかけで始まり、“All my love darling ―Poppy(ポピーは当時のブッシュ氏のニックネーム)”で終わるラブレターの特に情熱的な部分をご紹介してみたい。

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“僕の大切な人、僕はすべての心を込めてあなたを愛しています。そしてあなたも僕を愛してくれている、そう感じることが僕の人生に生きる意味を与えてくれています。あなたと一緒になれることに僕は計り知れない喜びを見出しています。子供が生まれたら、その子たちはあなたのような素晴らしい女性を母親に持つのです。なんと幸運なことでしょう。僕はそんなことを度々考えてきました。”

“水曜日には航空母艦の就役式があります。あなたもどうかご出席下さい。明日には母にも電話で連絡するつもりですが、たくさんの同僚が両親や奥さんを呼んでいるし、欠席される方も多いようです。ミセス・ブッシュと名乗って下さってもかまいません。招待状を失くしたと言って名前だけ告げれば、リストから探し出して中に通してくれるはずです。あなたが来てくれたら僕はどれほど誇らしいことか…。”

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