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【海外発!Breaking News】飲酒運転で同乗者を死亡させた女、実刑を免れようと障がい者を偽る(英)

TechinsightJapan / 2018年4月27日 5時0分

【海外発!Breaking News】飲酒運転で同乗者を死亡させた女、実刑を免れようと障がい者を偽る(英)

前科のある女が再び罪を犯した。飲酒運転の末に助手席の男性を死亡させたにもかかわらず女は実刑を免れようと障がい者を偽り、罪を顧みずふてぶてしい態度を取っていた。しかしこのほど行われた裁判で、女には9年の懲役刑が科せられた。英メディア『Mirror』『Metro』などが伝えている。

2016年5月29日、英ウェスト・サセックス州ホーシャムに住むケイト・ウッドヘッド(39歳)は、ホーシャム近くのラスパーという場所で衝突事故を起こした。ケイトは青のアウディA3で飲酒運転をし、制限速度64kmの道路を時速120kmで走行中、コントロールを失い木に激突した。事故を起こした時、助手席にはケイトの知人で4児の父トレバー・スミスさん(53歳)が乗っていたが、トレバーさんはその場で死亡、怪我をしたケイトはブライトンのロイヤル・サセックス州病院へと搬送された。警察がアルコール検査をしたところ、血液100ミリリットル中の血中アルコール濃度が105ミリグラムに達しており35ミリグラムの飲酒制限を超えていたことが判明し、ケイトは逮捕された。

ケイトは2009年にも、1年半交際したITコンサルタントのポール・ジョセフさん(39歳)が別れを切り出したことに逆上し、「サンドイッチに向精神薬のジアゼパムを仕込まれてレイプされた」と虚偽の性的暴行被害を警察に訴えた。しかもポールさんと共有していたものをきちんと整理してからでないと捜査への協力はできないと警察に話し、その間にポールさん所有のステレオや絵画、書斎机などを彼の自宅から運び出したり、DVLA(自動車運転免許庁)に嘘をついて、売却目的でポールさん名義のポルシェ「カレラ」とBMWのバイクを自分の名義にすり替えるなどしていた。これによりケイトは2件の窃盗および1件の詐欺、また司法妨害罪に問われたが本人は否定。しかしその後、3年の実刑判決を受けていた。

出所後のケイトはトレバーさんと知り合い、友人関係を続けていたという。今年3月、ケイトは危険な運転により死を引き起こした罪を認めたが、それまでは実刑判決を逃れようと必死になっていたようだ。精神科医らを騙して公判に出廷するには体調がすぐれないなどと言い逃れをしていたばかりか、目が見えず障がいを持ち、末期の脳腫瘍を患っていることを訴えては度々出廷を欠席していた。しかしバーで働いていたところを見つかり、全てが嘘だと発覚した。

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