【海外発!Breaking News】20年前に病院で娘を誘拐された母、法廷で悲痛な叫び「私が母親なのよ!」(米)
TechinsightJapan / 2018年5月7日 5時0分
20年前に米フロリダ州の病院で生まれて間もない女児が誘拐されたが、昨年になって女児が実の両親と再会する運びとなったことが全米で大きく報じられた。このほど女児を誘拐した女の裁判が行われたが、法廷では実の母親が悲痛な叫びをあげる場面もあった。『Inside Edition』『CBS News』などが伝えている。
1998年7月10日、米フロリダ州ジャクソンビルにある大学医療センターで、当時16歳のシャナラ・モブリーさんはカマイヤちゃんという女児を出産した。ところがその8時間後、グロリア・ウィリアムズ(52歳)が看護師のふりをしてシャナラさんの病室に侵入し、カマイヤちゃんを病院から連れ去ったのである。
グロリアは、誘拐したカマイヤちゃんを自宅のあるサウスカロライナ州のウォルターボロへと連れて行き、パートナーのチャールズ・マニーゴさんに自分の子供だと偽った。カマイヤちゃんは、グロリアとチャールズさんのもとで「アレクシス・マニーゴ」という新たな名前で育てられることになったが、後にグロリアはチャールズさんとは別れている。
我が子を誘拐された母シャナラさんとパートナーのクレイグ・エイケンさんは、当然のことながら半狂乱になった。カマイヤちゃん発見のためにFBIも加わり懸命の捜索が行われ、国内最高の懸賞金までかけられた。事件に進展が見られたのは2016年末のこと、カマイヤちゃんが車の免許取得の申請をしようとした際に有効な出生証明書を持っていなかったことがきっかけとなった。その年の8月にも「行方不明や密売人などに悪用された子供を探し出すネットワーク(NCMEC)」にカマイヤちゃんに関する密告が寄せられており、これらの情報から居所を掴んだ警察によって2017年1月にグロリアは逮捕された。成長したカマイヤさんは1月15日に実の両親と再会を果たしたが、これまでグロリアを本当の母親だと思い育ってきた事実が拭えず実の母親に戸惑った態度を見せるなど、複雑な感情が入り乱れている様子であった。
このほど行われた裁判でも、実母シャナラさんがグロリアに極刑を求めるのに対し、カマイヤさんは寛大な処置を願い出た。法廷では、シャナラさんが傍聴席に座っていたカマイヤさんに向かって「私があなたの母親なの! あなたの母親はこの私なのよ!」と泣き叫ぶ場面も見られたようだ。カマイヤさんの実の父親でもあるクレイグさんは、法廷で「あの女が娘を連れ去った日、私とシャナラはあの女に人生をぶち壊しにされてしまいました」と悲痛な思いを口にした。法廷でグロリアは涙ながらにシャナラさんとクレイグさんに謝罪し、このように語った。
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