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【海外発!Breaking News】20年前に病院で娘を誘拐された母、法廷で悲痛な叫び「私が母親なのよ!」(米)

TechinsightJapan / 2018年5月7日 5時0分

「本当に申し訳ありませんでした。あの日、最初から病院に行って赤ちゃんを誘拐しようという意図はなく、落ち込んでいたのであてもなく自分で車を運転していたんです。産婦人科病棟に着いて赤ちゃんを見た時、初めて流産で失った子供のことを思い出しました。パートナーの暴力が原因で流産したので、カマイヤを家に連れて帰れば暴力が止み平和が戻ってくるのではと期待していました。でも事態が変わることはありませんでした。」

「カマイヤは私にとっての喜びでした。でも長い間、子供を実の親のところへ返さなければならないという気持ちと葛藤していました。いつか自分は逮捕されるだろうということも分かっていました。娘には『あなたは私の子供じゃないの。私はあなたをずっと前に誘拐して連れ去って来たの』とも話しました。」

「でも、私は決してカマイヤを傷つけるつもりはありませんでした。どうか私を許してほしい。私は精一杯彼女を愛して育ててきたつもりです。18年間という歳月は取り戻せないことはわかっています。もしできることなら時間を戻したい。」

誘拐が身勝手な判断であったことを泣きながら口にしたグロリアは、今年2月に誘拐と親権妨害行為の罪を認めている。しかし生まれたばかりの我が子を誘拐され、何の手掛かりもない状態での18年間をまさに地獄のように過ごしてきたシャナラさんとクレイグさんにとっては、カマイヤさんのグロリアへの思いも含めてそう簡単に済む話ではない。シャナラさんは「この傷は癒えることなどありません。まだ傷ついたままです」とその苦悩を語っている。

今後もグロリアの裁判は続く予定だが、刑が下れば最大22年の懲役刑が科せられることになるという。

画像は『CBS News 2018年5月4日付「Woman who kidnapped newborn, raised child as her own apologizes」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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