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【海外発!Breaking News】父親のクレジットカードを盗んだ13歳少年、ギャンブルに1,200万円つぎ込む(英)

TechinsightJapan / 2018年6月8日 5時0分

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酒やタバコ、ドラッグ同様、ギャンブルも一度ハマるとなかなか抜けられない。このほどイギリスに住む当時13歳だった少年が、盗んだ父親のクレジットカードを使ってギャンブルにのめり込み、多額の負債を抱えてしまったニュースが『Mirror』『Metro』で伝えられた。

英ランカシャー州に住む少年(プライバシー保護のため名は公表されず)がウェンブリーにサッカーの試合を観に行った時に試合の勝敗の賭けをする広告サイトを見てギャンブルにのめり込んだのは、13歳の時だった。

少年は、宣伝内容が面白そうだったことと周りの人がギャンブルで利益を得た話などを聞くうちに「自分もやってみたい」と思いギャンブルに手を出した。建設会社を営んでいた父のクレジットカードをスマホで写真に撮り、親の名前でアカウントを作成、年齢を18歳と偽ってギャンブルのサイトに登録した。最初は5ポンド(約750円)や10ポンド(約1,500円)といった少額から賭け始めたが、数回にわたり利益を得たことから味を占めた少年は掛け金を一日100ポンド(約15,000円)から1,000ポンド(約15万円)に増やしていくようになり、どっぷりとギャンブルの世界にはまり込んだ。その頃には負け金も出ていたが、更なる賭けで負債を取り戻そうという思いで一日6時間ほどギャンブルに耽っていたという。少年は当時を振り返り、「賭けに強くなるためにリサーチしたりして、サッカーの練習もさぼるようになって宿題もしなかった」と話している。

父親の事業が順調だったことを知っていた少年は、口座から多少のお金が減っていても気付かないだろうと高を括っていたようだ。事実、月に3万ポンド(約450万円)ほどの売上げを保ち、何十人もの作業員を抱えていた父親は、息子がギャンブルに夢中になっていることに全く気付かなかった。しかし少年がギャンブルを始めてから半年後、口座から多額の現金が引き落とされていることを銀行から聞き、息子に何が起こっているのかを知ることとなった。その時、少年の負け金は2万ポンド(約300万円)に達していたそうだ。

息子からギャンブルのことを聞いた父は、心理療法を受けさせてなんとか息子にギャンブルから足を洗わせようとした。だがその5か月後、再び少年は父の財布からカードを盗んでギャンブルを始め、1週間で抱えた負債額は6万ポンド(約900万円)に上り、1年の間に8万ポンド(約1,200万円)もの大金を費やすこととなってしまった。

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