【海外発!Breaking News】死の淵を3度さまよった男児、わずか3歳でPTSDと診断される(英)
TechinsightJapan / 2018年6月9日 21時48分
そんな両親の願いは、3度目も叶うことになった。セオ君には胃の膿瘍を体外に排出する手術が行われ、排泄物を受け止めるストーマ袋(パウチ)がつけられた。敗血症で一部の足の指を失ったが、手術から1週間後に容態が安定するという奇跡が起こったのである。
しかしこの奇跡の一方で、合計8か月の入院生活や度重なる手術によりトラウマを抱えたセオ君は退院後、冷や汗をかいたり不眠に悩まされるようになった。そして同年11月にわずか3歳でPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された。ベッキーさんは現在のセオ君の状況や心情をこのように語っている。
「息子がPTSDだと診断されたことは辛いです。医師も3歳でPTSDになるのは極めて稀だと言っていました。でも今は精神科医らの協力を得て、少しずつですが回復の兆しを見せています。数か月に1度起こる発作的症状の緩和のために薬も処方されています。敗血症を患った後、アキレス腱の一部が硬くなり歩くことが難しくなってしまったために手術を受けるのを待っていますが、今は歩くことができるように練習をしたり、スピーチセラピーも受けています。辛い出来事を何度も乗り越えたセオは、とても強くてエネルギー溢れる子供です。順調に回復してくれているので、9月から保育園に通うことができればと願っています。」
医師の「死の宣告」を3度も覆し懸命に乗り越えたセオ君は、まさに“小さな戦士(ファイター)”といえよう。
画像は『Storytrender 2018年6月5日付「MIRACLE TODDLER DIAGNOSED WITH PTSD AFTER NEARLY LOSING HIS LIFE ON THREE OCCASIONS」(Becca Husselbee)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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