1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【エンタがビタミン♪】<高見沢俊彦インタビュー>王子キャラには「自分で寄せています」

TechinsightJapan / 2018年7月27日 20時0分

■聴けば聴くほど好きになる『太陽はもう輝かない』
―初回限定盤Cはウォーカー・ブラザーズの『太陽はもう輝かない』のカバーです。
高見沢:ウォーカー・ブラザーズは、僕が小学生から中学にかけてすごい人気だったんですよね。日本に来たときもよくテレビに出ていて、ボーカル2人とドラムという不思議な編成だったので記憶に残っているんです。聴けば聴くほどこの曲が好きになって、シングルも昔のを含めて持っていますね。

―実際に彼らのライブを観たことはあったのですか。
高見沢:いや、なかったですね。1967年の2月に来日して、5月に解散を発表しちゃうんですよ。でも日本のファンもすごく多かったので、1968年の1月に日本でコンサートをしたんですよ。そのときに2枚組のライブアルバムを出したので、それは持っています。

―そうすると、今回のカバーは思い入れもひとしおだったのではないですか。
高見沢:スコット・ウォーカーと比べると声の質が全然違うんですよ。だから喉を壊す前だったら絶対に歌えなかったなと。スコット・ウォーカーはすごく歌の上手い方だったので、その域に達せるかどうかは疑問ですけど、負けないように頑張りました。

―そうしますと、喉を壊したのは悪いことばかりではなかったわけですね。
高見沢:そうですね。自分の未熟さに気が付きましたね。ツアーがあと4本で終わるときに、風邪でもなくただ喉が壊れてしまって。夏のイベントまでに治さないといけないですし、40周年の年でしたので、精神的にも肉体的にも余計きつかったですね。『太陽は…』も思った以上に楽に歌えるようになったので、そこは自分の喉に対する基本的姿勢が変わったのは良かったかもしれませんね。



■奇跡じゃなくて現実です(笑)
―歌声と言いますと、今年の春のツアーを拝見しても、衰えるどころかパワーアップしているようにも感じます。THE ALFEEが長年アクシデントもなく、3人そろって活動し続けているのは奇跡のようにも思えます。
高見沢:奇跡じゃなくて現実ですけどね(笑)。僕は喉を壊してから意識的に歌い方を変えて、筋トレもして(ボーカルが)安定するようにしています。声の出し方として喉をつぶすようなことはしなくなりましたから、歌い方を変えたというのは大きかったかな。

―先日THE ALFEEが受賞した『ベストプラチナエイジスト』も長年続けている3人ならではの賞ですね。
高見沢:60歳以上で輝いている人に贈る賞だったので、そういうことならお受けしようかなということでいただいたんですけどね。やはりバンドで休みなく45年やっているのは僕らぐらいしかいないみたいなので、そこは評価していただいたのかなと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください