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【海外発!Breaking News】「待ってくれ!」乗り遅れた飛行機を追いかけた男、空港職員と乱闘(アイルランド)

TechinsightJapan / 2018年9月30日 18時23分

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アイルランドのダブリン空港にて、このほどフライトに乗り遅れた男がタキシング中の飛行機に向かって「待ってくれ!」と叫びながら離陸を止めようとし、航空会社職員や空港警察に取り押さえられ逮捕された。『BBC News』『ITV News』などが伝えている。

9月27日の早朝、アイルランドのダブリン空港でウェックスフォード州ゴーレイのラヒーンスカ(Raheenaskeagh)に暮らすパトリック・キーホー(23歳)が逮捕された。パトリックは、恋人とアイルランドの格安航空会社「ライアンエアー」を使ってオランダのアムステルダムへ向かう予定であったが、フライトに乗り遅れてしまった。

2人が搭乗ゲートに到着した時には、既に最終アナウンスも終わっており搭乗手続きは完全に終了していた。ライアンエアーの地上職員がパトリックにもう搭乗ができない旨を伝えると、これにパトリックは逆上、ゲートの窓を叩いた挙句、職員を突き飛ばしてロックされていたドアを壊し、スーツケースを抱えたまま駐機場へと走り出た。

飛行機は既に駐機場から滑走路へと誘導を始めていたが、パトリックは駐機場に立ち塞がり、両手を振りかざして飛行機に向かって「待ってくれ!」と叫んだ。しかし駆けつけたライアンエアー職員と連絡を受けた空港警察が、乱闘の果てにパトリックを取り押さえ、午前7時頃に逮捕した。

このアクシデントにより飛行機は予定離陸時刻より21分の遅れとなったが、アムステルダムには予定到着時間に着いたという。パトリックは、閉じられた搭乗ゲートでのセキュリティー違反を犯した罪で空港警察に拘束された後、地元のバリーマン警察署へと連行され、同日の午前中にはダブリンの地方裁判所へ出廷した。

200ユーロ(約26,500円)の保釈金を支払い釈放されたパトリックは、ジャンパーのフードを被りファイルで顔を隠しながら裁判所から出てきた。待ち構えていたメディアに対してパトリックは罵声を浴びせ、人ごみの中をスーツケースを振り回しながら歩き、ズボンを下げて臀部を見せるなど子供じみた行為に出たようだ。

ライアンエアー側はこの件について認めており、「現在は地元警察に委ねている」と述べている。なおパトリックの次回出廷は、11月8日に予定されているとのことだ。

画像は『BBC News 2018年9月27日付「Dublin Airport plane-chasing passenger charged」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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