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【海外発!Breaking News】「子供たちへクリスマスプレゼントを買ってあげたい」と寄付を募った5児の父親(英)

TechinsightJapan / 2018年11月20日 21時4分

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やんごとなき理由があり、人々の助けを必要とするために利用されるクラウドファンディングサイト。しかし悪用する者、アカウントの使用理由を完全に勘違いしている者も少なくない。このほどイギリスに住む5児の父親が、子供たちへのクリスマスプレゼントを購入するための資金を求める寄付を呼びかけた。世間からは厳しい声が寄せられたものの、なんとか目標金額に達成したという。『The Sun』『Metro』などが伝えた。

イースト・ライディング・オブ・ヨークシャー州キングストン・アポン・ハルの西部に暮らすベン・バックリーさん(32歳)は、クリスマスが来月に迫る中、5人の子供たちに十分なプレゼントを買い与えるだけの経済的余裕がない不安から、11月16日にクラウドファンディングサイト「GoFundMe」にアカウントを設置し、このように寄付を呼びかけた。

「もっと深刻な事態を抱える人たちのための寄付サイトであることは承知していますし、その人たちと私のお願いは比にならないことも十分理解してはいるのですが、どうしても今回、私たち一家はみなさんの助けが必要なのです。」

「私とパートナーであるカースティー(35歳)には素晴らしい5人の子供がいます。一番下の娘は11月4日に生まれました。実はパートナーは妊娠中、複雑な合併症に罹り2~3回ほど肺感染症で入院を余儀なくされました。その時、呼吸困難にも陥ったので4日ほど酸素吸入器を装着しなければなりませんでした。娘は元気に生まれてくれましたが、妊娠中にはダウン症かもしれないと言われたりして、パートナーの容態も含め私たち家族は何か月もの間、山あり谷ありの状態でした。」

「私は低賃金で倉庫の仕事に従事していますが、契約している勤務時間は週にたったの24時間です。家族を食べさせていくためには45~60時間の残業をしなければならず、それでも家賃や水道光熱費を支払えば稼ぎは全部消えてしまいます。パートナーの妊娠中も体調が良くなかったことから、私は家族を支えるために仕事を休まざるを得ず、会社側には考慮してもらえると思っていましたが結局何の援助もなく、思っていたよりも収入が低かったことに大きなショックを受けました。娘が生まれた後も生活は苦しく、このままではクリスマスに子供たちへのプレゼントを買ってやる余裕などありません。それを思うと不安とパニックに襲われてしまいます。」

「私たちには親族も少なく、私の両親は自分たちの生活で手いっぱいなので、援助してもらうことができません。どこにサポートを頼めばいいのかどうすればいいのかわからず、恥を忍んで思い切ってここで助けを乞うことにしました。せめてクリスマスの期間は、子供たちをハッピーな気持ちにしてやりたいと思っています。これまで私は寄付を誰かにお願いしたことなど一度もありませんでしたが、他に選択肢もなく…今回はどうしても皆さんの助けが欲しいのです。ほんの少しでいいのです。みなさん寄付をよろしくお願いします。」

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