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【海外発!Breaking News】ホームレス施設で7か月暮らした母娘、念願のマイホームに移り感涙(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2018年12月25日 21時20分

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「毎日帰ることができる自分の家があるということは、何にも代えがたい幸せ」―ほとんどの人が家を失って初めてそのことに気付くのではないだろうか。このほど米ミシガン州で、7か月間ホームレス施設での生活を強いられた母娘が非営利団体の支援のおかげで念願のマイホームを手に入れたという心温まるニュースを『Storytrender』などが伝えた。

クリスマスがおよそ1か月後に迫った11月、ミシガン州デトロイトに住む一組の母子に素晴らしいギフトが与えられた。

アン・マーティンさん(62歳)は、借りていた家の家賃が上がったことから払い続けられなくなり、家を出なければならない事態に陥った。娘のニーナちゃん(11歳)を連れて一時は長女の家に上がり込んだものの、アンさんの長女は住宅補助制度を利用した優良賃貸住宅に住んでおり、2人を引き取ることは不可能だった。

それから7か月間、ホームレスが利用するシェルター施設で生活していたアンさんとニーナちゃんだったが、米国を拠点に活動している非営利団体「Humble Design(ハンブル・デザイン)」のスタッフらが、2人の支援に立ち上がった。

Humble Designでは、ホームレス生活から抜け出したばかりの家族や退役軍人らに、今後安定した生活ができるようにと住居提供する支援を行っている。今回もスタッフは、アンさんとニーナちゃんのために家の中に家具や電化製品など必要な生活用品一式を揃えて、2人にとってのマイホームとなる新しい家を提供した。

公開された動画では、スタッフらに案内されたニーナちゃんが、家の中に入るなり歓喜の声をあげる姿が収められている。アンさんもニーナちゃん同様、1階から2階まで隅々を見回しては「Oh My God!」を繰り返し、ついに感極まって涙してニーナちゃんとしっかりとハグし合った。その後、アンさんはこのように語っている。

「毎回、この家に戻ってくるたびにとても居心地の良い温かさを感じています。こんなに素晴らしいギフトを頂いて、感謝の言葉もありません。ニーナは学校から帰ってくるとすぐに自分の机に向かい宿題をしています。娘も新しい家が大好きなようです。この家を提供してもらったことで、私たちの人生は変わりました。本当に嬉しい。」

Humble Designのスポークスマンは、「当団体は、空いている家やアパートをリフォームし、ホームレス生活をしていた家族や退役軍人に住居を提供しています。そうしたシンプルなアイデアが家族の将来を大きく変えることに繋がります。また、私たちが提供する調度品によって家が新たに息を吹き返す時、そこに住む人々は自分がこの家を所有しているのだという思いや尊厳、安定性を感じるようになり、人生の新たなスタートをすることが可能になるのです」と話している。

なお、創設者のトレガー・ストラスバーグさんによると、Humble Designは寄付金のみで運営しているという。同社の倉庫には地域住民から寄付された生活用品やリサイクルされた家具やベッドなどが取り揃えられており、これまで米国内の1,200所帯もの家族の手助けを行ってきたということだ。



画像は『Storytrender 2018年12月24日付「MOTHER AND DAUGHTER’S DREAMS COME TRUE WITH NEW HOUSE AFTER SEVEN MONTHS IN HOMELESS SHELTER」(Caters Clips)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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