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【海外発!Breaking News】ジェームス・バルガー君事件を遺族に無断で映画化 監督に批判の声相次ぐ(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年1月8日 6時0分

「重要なことは、犯人を単に邪悪と決めつけてしまうとこの事件からは何も学べないということです。今後このようなことが起こるのを防ぐためにも、もっと深く事件を理解すること、犯人の育ってきた環境を知ることが大切なのではないでしょうか。そうすることで事件がどのように起こったのかについて洞察することができるのではないかと思います。1つ明確なのは、きちんとケアされていない子供たちはこうした危険人物になり得るということです。」

被害者遺族に連絡していれば、作品を作ることはできなかっただろうと言うラム氏に、司会者は「バルジャー家の悲劇を利用して称賛と賞を得ようとしているに過ぎない」と非難し、Twitterでもラム氏に対して多くの批判の声が相次いだ。

「被害者遺族に断りもなしにこんな作品を作るなんて、被害者遺族の感情を全く配慮していない。よくこんなことができるわね。何様なの!?」
「幼い子供を殺した2人を人間化してどうするの。2人がやったことは事実なんだから。」
「こんな残酷な人殺しに人間の心があるも何もないだろう。母親の気持ちやモラルを考えたらどうなんだ。」
「被害者遺族の承諾なしに映画を作るなんて最低。母親には、事件を映画化してもいいかどうかを決める権利があるんだから、それを無視するなんて酷すぎる。」
「連絡したら作品を作るのを拒否されるからしなかったって…最低!」
「なぜ、2人がジェイムズ君を殺したのかなんて今更知りたくもないわ。1人の犯人なんて刑務所を行き来してるじゃないの。そういう奴らを映画化してどうすんのよ。」
「被害者遺族に対してこれほど不公平で残酷なことはないと思う。」
「リスペクトも何もあったもんじゃないな。自分のキャリアのためにこの事件を利用しただけだよ。」

ジェイムズ君の父親ラルフさん(52歳)は、母親デニースさん同様、許可なく映画を作成されたことに怒りを露わにしており、このようにメディアで語っている。

「息子が殺害されてからの26年間、これまで様々なドキュメンタリー番組やニュースを目にしてきました。ですが今回ほど、亡くなった息子を慮らず被害者遺族の感情を切り捨てられて気分を害したことはありません。この事件が常に大きな注目を浴びることは理解できますが、この作品は息子を殺した犯人2人に対して同情的に描かれていて、それが何より辛く、悲しいです。監督は息子の殺害をネタにして映画を作りキャリアを得ているにすぎません。少なくとも私たち遺族に連絡してほしかった。」

このニュースを知った人からも「犯人2人は人間じゃない。理解を超えている」「被害者遺族に許可なく作るのはやはりマズいだろう」「私たちがそんな映画を見たいと思う!?」「上映禁止にすべき」といった声があがっている。

View this post on Instagram Vincent Lambeさん(@vincentlambe)がシェアした投稿 - 2018年 7月月21日午前11時20分PDT

画像は『Mirror 2019年1月4日付「James Bulger film director reveals he didn’t contact family before making drama」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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