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【エンタがビタミン♪】サンドウィッチマンも感動した被災地をつなぐラガーマンの友情、新日鉄釜石OBに神戸製鋼OBがエール

TechinsightJapan / 2019年3月11日 19時42分

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東日本大震災から8年が経つ3月11日を前にNHK総合で10日、特集『明日へつなげよう ~震災から8年~』を放送した。午後1時30分からの第2部「大切な命を守るために」では、岩手県釜石市に昨年8月完成した鵜住居復興スタジアムのラグビーワールドカップ2019誘致を巡るエピソードを取り上げた。

司会のサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)は高校時代にラガーマンだったので、鵜住居復興スタジアムと生中継でつながりゲストに元日本代表・伊藤剛臣さんや新日鉄釜石ラグビー部OB・坂下功正さんが姿を見せると「すごい! レジェンドのお二人、素晴らしい方々ですよ」と興奮気味だ。

2011年5月、東日本大震災大震から2か月後に新日鉄釜石ラグビー部のOBたちが復興に貢献したいとの思いからNPO法人「スクラム釜石」を立ち上げ、松尾雄治さんがキャプテンに就任する。

「スクラム釜石」はワールドカップの誘致を目指しており、それを誰よりも後押ししてくれたのが新日鉄釜石と日本一を争ったライバルでもある神戸製鋼ラグビー部OBの今は亡き平尾誠二さんだった。

松尾さんは番組のインタビューに「平尾さんは『釜石でやりましょうよ、釜石をおいてはないでしょう』と言ってくれた。彼自身、神戸の震災もあったしね、本当に応援してもらいました」と話している。

神戸製鋼はボランティアでの支援も行い、岩手盛岡市で行われたラグビーによる復興チャリティーイベントには林敏之さんたちOBが駆けつけ「震災に対して“One for All,All for One”ということで」と義援金を届けた。

そのような協力もあって釜石市へのワールドカップ誘致が決まると、新日鉄釜石OBの坂下さんは復興に向けて気運を高めるよう協力を呼びかけ、昨年8月に鵜住居復興スタジアムこけら落としで神戸製鋼OBを迎えて夢のレジェンドマッチを実現する。

試合を終えた松尾さんは「やっぱり、釜石と神戸はとても似てる。7連覇もそうだし、ジャージは赤いし、高炉があって製鉄業として、そして震災にもなって。本当に神戸と仲がいいし、これからもラグビーを通じて心を一つにしていきたい」と語った。

サンドウィッチマンは、釜石市ワールドカップ誘致のエピソードを知って「すごいね、これはいい物語だ」と感じ入る。

ただ、スタジオと鵜住居復興スタジアムの生中継に戻り、伊達みきおが「OB戦は僕も見ましたよ! 素晴らしかったです! でも、皆もう走れないですね、特に松尾雄治さんはね」と明かすので、坂下さんも「そうですねぇ、走れませんね~」と笑っていた。

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