【エンタがビタミン♪】「ユナイテッド・グアムマラソン2019」が熱い! 日本人ランナーも多数 高橋尚子さん「気持ちが熱くなる大会」<現地レポート>
TechinsightJapan / 2019年4月23日 11時4分
この日は午前5時を過ぎるとゴールとなる「ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)」で、ハーフマラソン男子のトップランナーが最初のゴールテープを切った。毎年、日本人の活躍が目立つこの大会。今年もフルマラソン男子の1位~3位、女子1位、ハーフマラソン男子1位・2位、女子1位・3位、10kmラン男子1位・3位、5kmラン男子2位・3位、女子2位で、4種目男女別トップ3の24名中13名が日本人という快挙を成し遂げた。
なお、この大会のアンバサダーを2015年から務めるのは、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストである高橋尚子さんで、レース前の2日間は大会を協賛する「パシフィック・アイランド・クラブ・グアム(Pacific Islands Club Guam)」で開催されたエキスポでトークショーが行われた。会場には“Qちゃん”を目当てに多くの人が集まり、グアムのマラソンコースの特徴や効率よい走り方などの楽しいマラソン講義に熱心に耳を傾けていた。
テックインサイトのインタビューで高橋さんは、グアムマラソンについて「心が燃える、気持ちが熱くなる大会。でも簡単にゴールをさせてはくれない手強いコースだけに、それを征した時には大きな感動が得られる。ゴールをした後の海や、明るい雰囲気や、地元の皆さんの応援に支えられる部分が多い。参加者にはコースの過酷さを身体で受け止めてゴールを満喫してほしい」と述べた。またマラソンを通して人生が変わったことをあげたうえで、「マラソンで得た一番の宝物は、人との繋がり。たくさんの人に支えられて、マラソンの楽しさを今でもずっと感じていられること、それを伝えていけることはとても嬉しいこと」と熱く語り、アンバサダーとして活躍できることを心から楽しんでいる様子だった。そんな高橋さんだけに、レース当日は坂道に差し掛かる手前の沿道で「頑張れ~」と声援を送ったり、ゴール直前のランナーの手を取ってフィニッシュラインを一緒に超えるなど、ランナーに笑顔で寄り添い大会を盛り上げた。
「ユナイテッド・グアムマラソン2019」ではレース前に参加者全員にオリジナルTシャツが配られていたが、レース後には完走者全員に完走メダルとビーチマット、完走タオル、タイムが記載された完走証明書が手渡された。そしてランナーにとって何よりも嬉しいのはイパオビーチパークで開催された「ビーチパーティ」だ。海沿いのパビリオンには缶入りの日本茶やスポーツドリンク、バナナやリンゴ、オレンジなどのフルーツの他、グアムならではのスナックが用意されており、参加者たちはそれを口に運びながらまったりとくつろいでいた。またマッサージのテントも設置されており、疲れた身体を癒す人、フォトスポットでトロピカルフラワーや海をバックに記念撮影をする人、Tシャツを着たまま海に飛び込む人など、グアムならではの光景も随所で見られた。
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