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【海外発!Breaking News】時速96キロで走る自動運転のテスラ車 ドライバーは居眠りか(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年9月14日 4時50分

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米マサチューセッツ州を走る州間高速道路90号線(I-90)で今月8日の午後3時頃、時速約96キロ(60マイル)で走るテスラ車のドライバーが居眠りをしている様子が捉えられた。オートパイロット(自動運転機能)で走行中と思われるテスラ車がハイウェイを走る動画は、すぐ隣を走っていたダコタ・ランドールさん(Dakota Randall)によって撮影され、拡散している。

「マサチューセッツ・ターンパイク上で、男性がまさに居眠り運転中だよ(最適の場所だけどね)」

そんな言葉とともにTwitterに投稿された動画に映るのはハイウェイを走行中のテスラ車だが、車中に起きている人物は見当たらない。ドライバーの男性や助手席の女性も爆睡状態だ。

投稿者のダコタさんは、『NBC10 Boston』の取材に「ニュートンの17番出口(Exit 17)近くで、ドライバーが眠っているのが目に入ってね。まさかと思って2度確認したよ。でも男性は頭を垂れて完全に眠っていたんだ。クルーズコントロールモード(カメラとレーダーからの情報に基づき速度を自動調整する)で、時速88.5キロ(55マイル)から96キロ(60マイル)は出ていたと思うよ。何度もクラクションを鳴らしたけど、気づかなかったんだ」と語っている。ダコタさんは45秒から1分ほどテスラ車の隣を走行したようだが、その後はスピードを上げて走り去ったようだ。

その後テスラ車のドライバーが目覚めたのかどうかは分かっていないが、テスラはダコタさんの投稿に対して次のようにツイートした。

「こういった動画の多くは危険な悪戯であることがほとんどです。車に搭載された監視システムにより、ドライバーは常に安全に運転することができるよう配慮されています。たとえばハイウェイを走る車が手放し運転をすると、30秒かそれよりも短い間隔でドライバーに警告されます。テスラはすでにオートパイロットで何十億マイルもの走行実績があるのです。車両安全性レポート(Vehicle Safety Report)のデータでは、オートパイロットで走行するドライバーのほうが、何のアシスト機能もなく運転する人に比べて事故が少ないことが明らかになっています。」

しかしながらダコタさんは、「これは悪戯ではありませんよ。少なくとも私はね。ドライバーが演技している可能性があるのかもしれませんが、まさかそんなことはないでしょう」と反論している。また州警察はこの件について周知しているが、今のところこの件に関しての問い合わせはないと明かしている。

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