【海外発!Breaking News】仕事を辞めて行方不明の愛犬を捜し続けた飼い主 57日後に感動の再会(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2019年9月29日 5時50分
行方不明になった愛犬にどうしても会いたい―と飼い主の女性は必死に捜し続けた。郵便局員だった彼女は仕事を辞めてまで犬を捜すという熱心さに人々が心を打たれたようだ。さらには無事見つかり、飼い主と一緒に自宅に帰る時の犬の喜ぶ姿を捉えた動画が見る人を幸せな気分にさせている。『Daily Inter Lake』『Metro』などが伝えた。
米ワシントン州スポーケン郡ディアパークに住むキャロル・キングさん(Carole King)は夫と旅行に出かけた際、一緒に連れて来た愛犬で7歳のボーダーコリー“ケイティ”が行方不明になってしまった。
7月20日のこと、キャロルさん夫婦はモンタナ州カリスペルにあるマイプレイス・ホテルに宿泊していた。その日、夫婦は夕食のためホテルを出てレストランに向かったが、ケイティは部屋で留守番することとなった。しかしキャロルさん夫婦が食事から戻ると、部屋にケイティの姿がなかった。
当時、外は嵐に見舞われ雷が鳴っており、ケイティは稲妻の音に驚いてしまいドアを開けて逃げ出したようだ。キャロルさん夫婦はすぐに部屋中を捜したがケイティの姿はなく、ホテル内の敷地も捜し、フロント係にケイティを保護していないか尋ねた。しかし答えは「No」で、4時間半ほど前の午後4時頃にエントランスの自動ドアが開いた瞬間にケイティが外へ出て行くのを見たと話していた。
キャロルさんはその時のことを「それは非常に打ちのめされ、胃がギュッと締めつけられる思いでした」と振り返っている。夫婦は早朝までケイティの名を呼びながら捜し続けたが、結局2人はケイティの姿を見つけることができなかった。
ホテル従業員は地元で行方不明のペットを捜している人達が集まるコミュニティのいくつかのFacebookページにケイティの情報を呼びかける手伝いをしてくれ、キャロルさん本人も500枚ほどのチラシを作ってカリスペル付近に配り情報提供を呼びかけた。
さらにキャロルさんは、ケイティの目撃情報があった付近に暗視カメラなどを設置した。しかしキャロルさんが住んでいるところからカリスペルは車で4時間半ほど離れており、ケイティの捜索に時間を割くため彼女は郵便局での仕事を辞めてしまったのだ。
のちにキャロルさんは「私は決して諦めることも望みを捨てることもありませんでした」と当時の決心の固さを明かしている。
そして今月15日の朝早い時間、キャロルさんにカリスペルのカントリーエステーツ地区に住む男性から電話があった。
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