【海外発!Breaking News】50万人に1人の難病 全身の皮膚がひび割れる娘の姿をSNSに公開する母の願い(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2019年10月19日 5時50分
このほどアメリカから、稀な疾患を持って生まれ、全身がひび割れたようになってしまう娘の姿を包み隠さずSNSに公開している母親の話題が届いた。母親は娘が生まれてからの2年間を振り返りながら、奇異の目で見られる可能性もある中であえてSNSに娘の姿を公開している理由を語った。『New York Post』などが伝えている。
ニューヨーク州アルスター郡ハイランド在住のジェイムズ・ライリーさん(James Riley)とジェニーさん(Jennie、34)夫妻には、3人の子供がいる。中でも末っ子のアンナちゃん(Anna)は、今年2歳でまだまだ可愛い盛りだ。しかしながらアンナちゃんは稀な疾患を抱えて生まれてきたため、ジェイムズさんとジェニーさんは数々の苦悩を乗り越えてきた。
2017年9月のこと、お腹にアンナちゃんを宿していたジェニーさんは出産予定日より6週間も早く破水したため、急遽同州のノーザン・ダッチェス病院で出産の準備に入ろうとした。逆子だったこともあり帝王切開での出産となったが、無事アンナちゃんを同月17日に出産した。
アンナちゃんが産声を上げた時、ジェニーさんの耳に看護師の「元気な赤ちゃんですよ」という声が聞こえた。この時ジェニーさんは全身の力が抜けていくのを感じたという。
しかし出産後、ジェニーさんが横たわるカーテンの向こうで、病院スタッフが慌ただしく人を呼ぶ気配があった。ジェニーさんは自分の身に何かあったのではないかと心配したが、その慌ただしさの原因はアンナちゃんにあった。
アンナちゃんは「道化師様(ハーレクイン)魚鱗癬」と診断された。これは全米希少疾患患者団体(NORD)によると、出生数50万人に1人の割合と言われる難病という。そのためアンナちゃんは、生まれてすぐ空気にさらされたことにより身体中の皮膚がみるみる乾いて、全身にマスクメロンのようなひび割れができ始めた。それは無数の切り傷のようにも見えたそうだ。
ジェニーさんは看護師に連れてこられたアンナちゃんの痛々しい姿を見て大きなショックを受けたものの、同時に「アンナの命を守りたい」と思ったという。
アンナちゃんは誕生後、治療のため112キロ離れたウェストチェスター医療センターの新生児集中治療室に移され、血液の流れをよくするための形成手術を受けた。その翌日には再びジェニーさんがいる病院に搬送され、治療を続けることになった。
入院中もアンナちゃんの皮膚は乾いて縮むことから、目と口が裏返り、首や胸の周りにくびれができて圧迫され、呼吸がしづらい状態となるため常に予断は許されなかった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
極楽とんぼ山本圭壱、妻・西野未姫&娘の2ショット公開「ますます似てきましたね」「可愛すぎる」の声
モデルプレス / 2025年1月26日 20時46分
-
関根りさ 亡き長男のお別れ会を報告「集まってくれてありがとうございました」思い出の品で遺影を装飾も
スポニチアネックス / 2025年1月25日 9時49分
-
乳がん闘病中の梅宮アンナ「本当に本当にうれしかった」日々発信するSNSの影響力に「これが私の理想」
スポニチアネックス / 2025年1月23日 11時45分
-
難聴のちーちゃん 手話も覚えながら日々成長 100万人に1人の難病”KID症候群”「何もない日常・・・それだけでいい」
RKB毎日放送 / 2025年1月21日 17時40分
-
お母さんに抱っこされている“赤ちゃん”が28年後…… 当時のシーンを再現した様子に「感動しました」【海外】
ねとらぼ / 2025年1月12日 19時15分
ランキング
-
1トランプ氏のグリーンランド購入意欲、「冗談ではない」と国務長官
ロイター / 2025年1月31日 7時55分
-
2フィリピン「中国人スパイ逮捕」 新たに5人、海軍部隊の映像収集
共同通信 / 2025年1月30日 19時39分
-
3米志願兵ら20人超不明に ウクライナ、身元確認難航
共同通信 / 2025年1月31日 6時25分
-
4ワシントンの旅客機事故で消防当局「生存者いない」…28人の死亡確認
読売新聞 / 2025年1月30日 23時53分
-
5民間機と軍用ヘリが“空中衝突”……米の墜落事故、原因は? 日本航空の元機長「2つの可能性」「日本でも注意必要」
日テレNEWS NNN / 2025年1月31日 9時1分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください