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【海外発!Breaking News】自称“ドリトル先生” 動物保護区で育った21歳女性 チーターと一緒に寝ることも(南ア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年1月3日 21時37分

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南アフリカに住む21歳の女性は動物保護区で生まれ育ち、人生のほとんどを動物と関わり合いながら過ごしてきた。自らを“ドクター・ドリトル(Dr. Dolittle)”と呼ぶこの女性は、ヒュー・ロフティング著の児童文学「ドリトル先生」のように動物と話をすることができるのだという。

チーター、シマウマ、ミーアキャット、ハイエナ、キリン、ライオンなどが暮らす南アフリカの動物保護区で生まれ育ったクリステン・カーさん(Kristen Kerr、21)は大の動物好きだ。動物を保護しケアする父バリーさん(54)の背中を見て多くのことを学んできたというクリステンさんは現在、保護区内にあるチーターの居住区から約9メートル(10ヤード)の場所に住んでおり、チーターに対する思い入れは人一倍強い。

「朝起きて最初にチーターに会えるんだから、これほど幸せなことはない」と語るクリステンさん。10歳の頃には動物に会えなくなることが辛すぎて小学校に通うことをやめホームスクールに切り替えたほどで、動物がいない生活は考えられないという。

それでも「一度は外の世界で仕事をしてみたい」と2018年9月にヨハネスブルグのオフィスで働いたが、4か月後には仕事を辞めて保護区に舞い戻った。クリステンさんは当時のことをこう振り返っている。

「会社員の経験がしたくて、コンピュータの前に座って仕事をしてみたの。でもすぐに自分には向かないことに気づいたわ。それに誰が一番いい車に乗っているとか、周りはいつもそんな競争をしていて、毎日が嫌で嫌で仕方がなくなってしまったの。泥にまみれ、ライオンに餌をやり、保護区にボランティアでやってくる人たちに動物の素晴らしさを教えているほうが自分には合っていると再認識したのよ。だから1月に保護区に戻った時は最高に幸せだったわ。だって動物と触れ合うことは、私の生活の一部だから。」

「ここの保護区に持ち込まれる動物たちは、窮地に陥っているところを救助されたケースがほとんどよ。マングースは洪水後、排水路で動けなくなっていて救助されたし、3頭のチーターは経営が困難になった飼育場から引き取ったの。そのうちの1頭は妊娠していたから、私は3匹のチーターの赤ちゃんを誕生時から育てたのよ。あの子たちは私の家族同然で、時々野生動物だということを忘れてしまうことがあるわ。どちらかというと飼いネコの感覚ね。」

「クレイジーと言われればそれまでだけど、私は言葉を発しなくても動物たちの声を聞くことができるのよ。ボディランゲージでコミュニケーションを取っているの。私があの子たちを守るように、あの子たちも私のことを守ってくれるわ。そして私があの子たちの心の中を読むことができるように、あの子たちも私のことが手に取るようにわかるのよ。」

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