【海外発!Breaking News】民家のプールにやってきたカバ、100キロもの“迷惑な落とし物”(ボツワナ)
TechinsightJapan / 2020年1月14日 5時50分
ボツワナ共和国北部の都市マウンで昨年末、巨大なカバが民家のプールを訪れて水浴びをした挙句、約100キロもの糞を残して去っていったことを『Metro』が伝えた。ボツワナ共和国ではここ数十年で最悪と言われる干ばつが続いており、カバは水を求めて侵入し迷惑な落とし物をしていったようだ。
ボツワナ共和国でサファリツアー会社「レタカ・サファリ(Letaka Safaris)」を経営するブレント・リードさん(47)は昨年末、警備員から「巨大なオスのカバが自宅プールの中にいる」との報告を受け驚愕した。近くを流れるタマラケイン川(Thamalakane River)は完全に干上がっており、体重3トンはあると思われるカバは、まだ辺りが暗い12月31日の午前3時半から約48時間もプールに留まりくつろいでいたという。
ブレントさんはカバが水深2メートルのプールでまったりとする様子や、15歳と11歳の息子が水中にいるカバのすぐそばに佇む姿をFacebookに投稿しており、「追いつめられた野生のカバは非常に危険なのですが、このカバは息子たちがそばによっても全く動じる様子もなく水浴びを楽しんでいました」と明かしている。
しかしながらカバは狭い水場に飽きたのか、2日後には約100キロもの糞を残して姿を消したそうで、ブレントさんは茶色に染まり悪臭を放つプールの水を電動ポンプを使って抜く作業に追われる羽目になった。放水された水は干上がった沼に流されたものの、プールの底にはカバの糞がこびりついており、清掃作業にはかなりの時間が費やされたようだ。
ちなみにカバは一見穏やかそうに見えるが、クロコダイルをかみ砕いてしまうほどの強力な顎を持ち、陸地では時速約32キロ(20マイル)で走ることができ、危険を感じた場合は人間を攻撃することも珍しくないそうだ。
このたびのニュースには「干ばつのニュースには心が痛む」「カバはどうやって水からあがったんだろう」「サファリを経営しているというけど、オスのカバのそばに息子を近づけるなんてどうかしている。襲われたら怪我では済まないはず」「干ばつでもプールの水は確保できるのが不思議」「野生動物の生息地に家があるんでしょう。結局人間が生息地を奪っているってことじゃない?」といったコメントがあがっている。
画像は『Metro 2020年1月3日付「Hippo takes bath in family pool and leaves behind 100kg of poo」(Picture: Brent Reed/Letaka Safaris/Magnus News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
カバの群れ、泥にはまって命の危機 干ばつのボツワナ
AFPBB News / 2024年4月27日 10時31分
-
ハイヒール・リンゴ&モモコ、結成40周年アフリカ進出“サファリ漫才” マサイ族とも交流【コメント】
ORICON NEWS / 2024年4月26日 18時0分
-
【海外発!Breaking News】雄ゾウに猛突されサファリカーが横転、80歳米女性死亡 回り続けたカメラに衝撃(ザンビア)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月5日 5時0分
-
“黒いキツネ” 住宅街の公園で撮影される かわいいけど触らないで 固有種との交雑種か 旭川市
HTB北海道ニュース / 2024年3月30日 18時54分
ランキング
-
1「プーチンおやじ」の機嫌を取り、「張り子のクマ」ロシアと抱き合う中国の本音
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月26日 17時4分
-
2ガザ休戦案で協議か=エジプト代表団がイスラエル入り
時事通信 / 2024年4月26日 23時11分
-
3元大物映画プロデューサーの有罪判決破棄 告発の女優ら激怒 米国
AFPBB News / 2024年4月26日 16時3分
-
4「中国が米大統領選干渉」 ブリンケン国務長官
共同通信 / 2024年4月26日 23時32分
-
5米誌のロシア人記者拘束=「ブチャ殺害」SNS転載で
時事通信 / 2024年4月26日 22時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください