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【エンタがビタミン♪】「こんなツイートで溢れてほしい」 子どもの帽子に貼られたシールへの教師対応に「実に良い話です!」

TechinsightJapan / 2020年1月14日 18時33分

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舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』や『ベター・ハーフ』などの脚本・演出を手掛け、コラムニストやコメンテーターとしても活躍する鴻上尚史さんが1月13日、Twitterで「良い話です! 実に良い話です!!」とRTしたエピソードが反響を呼んでいる。それは「子どもが、学校指定の帽子のつばに、派手なシールを何枚も貼って帰ってきた…」とはじまるツイートだった。

電車で遠くの学童保育に通っているある子どもの頑張りを見て、商店街の魚屋さんは「新鮮!」、お惣菜屋さんは「半額」といったそれぞれ特徴のあるシールを帽子に貼ってくれたという。

子どもはそれが嬉しくて剥がれないようにセロハンテープで補強していたがある日、帽子のシールを全部剥がして学校から帰って来た。理由を聞くと「学校の先生がダメ」と言ったそうだ。

肩を落とす我が子に親としてなぜ先生がダメと言ったのか話そうとしたがうまく説明することができず、学校に「すみません、子どもと私に教えてください」と聞いてみた。

するとその件は管理職預かりとなり、ほどなくして学校から手紙で「本当に申し訳なかった。禁止するようなことではなかった。担任がぱっと見て話も聞かず理由も言わず剥がす指示をしてしまった」との返事があった。

子どもにも笑顔が戻り、先生と「いけないことではないよ、ただ剥がれやすいから、どこに貼れば剥がれないかな?」と考えて自由帳にシールを貼ることに決めたと話してくれた。

その投稿は「商店街の皆さんありがとう。先生、ありがとう」と結ばれており、読んだ人々から「素敵なお話ですね…日本中どこでも同じようなコミュニティーが出来ると素晴らしいと思いました。担任の先生含め皆さん素敵です。そして肝心なのは親の常識と判断ですね」、「小さな頃、大人に親切にしてもらった思い出は一生ともに生きていける宝物です」、「Twitterの世界がこんなツイートで溢れてほしい」といった多くの反響が寄せられた。

折しも鴻上尚史さんは今年の1月12日、『西日本新聞ニュース』公式サイトで2019年5月27日に『校則をなくしてみた中学校 「常識」に挑んだ校長の改革』というタイトルで掲載された、東京都世田谷区・桜丘中についての記事を読み「すごいなあ、すごいなあ」と感心したばかりだった。

昨年の10月には小学校教諭たちによる同僚へのいじめが発覚して「激辛カレーいじめ教師」と問題になった。新年に入ってからも『西日本新聞ニュース』で1月8日に『心病むケースも…新任教諭の退職相次ぐ 1年内に全国で431人』とのタイトルで「新任の学校教諭が1年もたたずに依願退職するケースが増えている…心を病むケースも多く、若い先生の悩みに身近な教員が寄り添える工夫が必要」との内容で報道があるなか、鴻上さんが感動した子どもと商店街の人々そして学校の対応を巡るエピソードや『校則をなくしてみた中学校』のような話題がもっと増えてほしいものである。

画像は『鴻上尚史 2018年8月31日付Twitter「アンノーンに会うために、横須賀まで行ってきました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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