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【エンタがビタミン♪】ナインティナインの危機を救った大崎会長と元劇場支配人・木山さん、さらに人柄を感じるエピソード

TechinsightJapan / 2020年2月2日 15時23分

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ナインティナインの岡村隆史が1月31日に放送されたTBS系バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演して、矢部浩之とコンビを組みナインティナインを結成して活躍するまでに芸人を諦めそうになる大きな危機が二度あったことを明かした。吉本興業の養成所・NSCの9期生に入れなくなりそうな時にピンチを救ってくれたのが大崎洋さん(現会長)である。しかしせっかく入ったNSCを、今度は除籍処分になってしまった。途方に暮れるナインティナインにチャンスをくれたのが当時、心斎橋筋2丁目劇場の支配人をしていた木山幹雄さんだ。

1990年にNSC9期生として入学するつもりが、岡村隆史から預かった願書を矢部浩之が出し忘れてしまう。2人は見学のつもりでなんばグランド花月に行ったところ、すでにNSC9期生の二次面接が行われており矢部のミスが発覚したのだ。受付の女性に「もう間に合わないから10期生で頑張って」と言われたが、2人は出口で待って粘った。

そんな2人に気づいて「まだおったんか」と声をかけてくれたのが大崎洋さんだった。すでに終わっていた二次面接を特別に行ってくれ、そのおかげでNSC9期生になれたのである。

しかし2人はダンスレッスンや発声練習で『ランナウェイ』を歌ったりする授業内容に「何やこれ?」と納得できず、「漫才のネタ見せ」の授業しか出席しなかった。しかも1週間に1回しか出ていないのに払うのはもったいないと学費を延滞していたところ、除籍処分になってしまう。

コンビ解散も考えたが、オーディションで心斎橋筋2丁目劇場の舞台出演権を獲得していたことから木山劇場支配人に「クビになっても、こっちに出たら」と背中を押してもらい舞台に立った。そして2人が「これでやっていこうかな」と思っている矢先、NSCから「なんで月謝を払わないで辞めたやつを出しているんだ」とクレームが入った。

すると木山さんが「うちらは面白い芸人をつくるのが仕事です。面白いヤツは出します」と主張して9期生のへびいちごも2丁目劇場に出演させるという条件を飲み、ナインティナインを出演させ続けた。そのおかげでナインティナインは吉本興業の芸人となり、東京に進出して今の活躍につながるのだ。

そんな木山さんの活動を振り返ると、2011年6月18日に滋賀・ひこね市文化プラザで行われた「住みます芸人お披露目」会見でエリア新喜劇担当木山幹雄部長として挨拶しており、2012年9月9日「ナイナイの日」になんばグランド花月で開催された『ナインティナインと99+1人の濃~い大阪芸人』に「+1人」として登場すると、岡村隆史から「この人がいなければ、養成所もクビになっていた。ナイナイの生みの親のようなもの」と紹介された。

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