【エンタがビタミン♪】松本人志「今でも正直悩んでる」『M-1 2020』で入れた芸人が優勝しないジンクス破れず本音
TechinsightJapan / 2020年12月21日 17時9分
『M−1グランプリ2020』(テレビ朝日系)の決勝戦が12月20日に生放送され、マヂカルラブリーが16代目チャンピオンに輝いた。通算14回目となる審査員を務めた松本人志(ダウンタウン)はファーストラウンドを勝ち抜き最終決戦に残った3組から1組を選ぶ審査について、過去の大会で自身が選んだ漫才師は「あまり優勝してない」と話していたが、今回は優勝が決定した後で「今でも正直悩んでる」というほど熾烈な戦いだった。
8回目の審査員を務めた上沼恵美子は、最終決戦を前に1組を選ばなければならない重圧を「これがね、嫌ですよね」と思い出し「私は去年はミルクボーイに入れた。皆さんミルクボーイで松本さんだけが違いましたよね」と蒸し返して笑いを誘った。
松本人志が苦笑しつつ「僕が選んだ人って結局、あまり優勝してないんですけどね」と口にしたところ、司会の今田耕司は「そういうジンクスもありますけど、本当にちょっとしたことですもんね」とフォローして審査の難しさを代弁した。松本は2016年から3年連続で「和牛」に投票するも優勝せず、そのようなジンクスが囁かれているのだ。
今回の最終決戦でネタを披露した3組に対する審査員の投票結果は、オール巨人「見取り図」、サンドウィッチマン・富澤たけし「マヂカルラブリー」、ナイツ・塙宣之「見取り図」、立川志らく「マヂカルラブリー」、中川家・礼二「マヂカルラブリー」、松本人志「おいでやすこが」、上沼恵美子「おいでやすこが」となった。
7人中3票を得てマヂカルラブリーの優勝が決定すると、エンディングで感想を求められた上沼は「(これまでの大会で)僅差って初めて。もうしんどい、頭痛いわ、首回らへん」と辛そうに答えており、松本は3組のどれに入れるか悩み抜いた末にファーストラウンドで最高の「95点」をつけた「おいでやすこがにした」という。
さらに松本は「漫才をやることの幸せと、漫才を見ることの幸せを今回は特に感じました」と総評した後に「今でも俺は正直悩んでる。これでよかったんかなって」と胸のうちを明かし、今田耕司が「それだけ難しかったってことですね」と結んだ。
松本人志はファーストラウンドでおいでやすこがが見せたネタを「単純明快だけど、やっぱり笑っちゃう」と評し、「この後、ルミネの出番あるんやろ」といじって以前『ワイドナショー』(フジテレビ系)にピン芸人としておいでやす小田がゲスト出演した際のやりとりを彷彿とさせた。
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