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【エンタがビタミン♪】マヂカルラブリーの『M-1』で優勝したネタに、ナイツ塙「俺も本当はやりたい」サンド富澤「怖くてできない」

TechinsightJapan / 2020年12月24日 19時10分

塙は野田クリスタルのようなボケを「俺も本当はやりたい」と明かしており、自分も過去にわけのわからないバカバカしいネタを見せて怒られたことがあるから躊躇してしまうという。かつてナイツが『M-1』で岡村孝子のヒット曲『夢をあきらめないで』を延々と歌うネタを披露した際に、会場は大爆笑だったにもかかわらず落とされてしまい、審査員から「だって漫才じゃないじゃん」と言われたそうだ。

マヂカルラブリーは、そんな自分に改めて「何でもいいじゃん面白けりゃ」と思わせてくれたというナイツ塙。このたびの『M-1』最終決戦では見取り図に票を投じていたが、野田のボケだけでなく村上のツッコミも「ネタの線を太くしている」と解説して「そういうところで、マヂカルラブリーは文句なしの優勝だと思う」と納得していた。

サンドウィッチマン・富澤たけしは22日にブログで、マヂカルラブリーが最終決戦で見せたネタを「ほぼ喋らずに転がってるネタをやる勇気は凄い。怖くて自分ならできません。一歩間違えば大惨事になる可能性もあるネタです」と評しており、ナイツ塙が明かした「俺も本当はやりたい」けどやれない心境と似ている。

また富澤は「僕らの漫才もよく『コントじゃん』という方もいます」とサンドウィッチマンを引き合いに出して、マヂカルラブリーに対する「漫才ではなくコントではないか?」論争に触れている。漫才について調べ「ネタ中に『何をやっても許される』つまり幅は広いわけですね」と説き、さらに『M-1グランプリ』の参加規定、審査基準は「とにかく面白い漫才」であることから「『点数をお願いします』と言われた以上、審査員は漫才として審査します」とマヂカルラブリーのネタが「漫才」である理由を並べた。そのうえで「変化と進化を止めないからM-1は、漫才は面白い」と主張しつつ、最後に「あ、これから転がる漫才が増えたらどうしよう!?」とオチも忘れていない。

「一番笑えたマヂカルラブリーに入れました」という立川志らくは21日にTwitterで「落語もそうだが『形』にこだわりすぎると崩壊が始まる」とツイートしており、師匠・立川談志さんが古典落語について「江戸の風を感じるものが落語だ」と話した言葉を思い出し、たとえ落語家の格好をしていても「江戸の風」(本質)を感じねば、それは落語もどきなのだという。「漫才も同じ。形にこだわって本質を語るのを忘れている。漫才は何の風なのか」と投げかけた。

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