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【海外発!Breaking News】雪の中、靴も履かず泣きながら1人で彷徨っていた7歳少女「ママとパパのいる家には帰りたくない」(米)

TechinsightJapan / 2021年2月25日 5時0分

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車を運転していた男性が、雪が降る中で上着も着ず、靴も履かずに泣きじゃくりながら歩く7歳の女の子を見つけた。警察が保護し事情を聞くと「ママとパパのいる家には戻りたくない」と女の子は明かしたという。女の子の捜索願も出ておらず現在、警察が両親に事情を聞き調査を行っている。『WGNTV.com』などが伝えた。

米イリノイ州シカゴのエングルウッドに住むトニー・テイラーさん(Tony Taylor、46)は今月17日午後5時頃、ハルステッド59番通りを車で走っていた。すると同乗していた5歳の娘が「パパ、あの女の子見て」と1人で歩く少女に気付いたという。

よく見ると女の子は雪が降る中、ロンパースのような子ども服を着ているだけで上着も着ておらず、靴も履いていなかった。手にはノートパソコンを持っていたといい、泣きながら雪の中を歩き続けていた。

車を止めてその子に駆け寄ったというトニーさんは「誰がこんな薄着の子どもを寒い中に放っているんだ」と憤り、自分のコートを着せて車の中に連れていき、警察に連絡した。

「女の子の足は氷のように冷たかったよ」と当時を振り返るトニーさんは、女の子に名前を聞いてみたが、答えることもできないほど寒さで唇が震えていたため、娘の隣に座らせて体を温めながら警察の到着を待った。

トニーさんの娘がハグをして体を温めてあげると徐々に震えが止まり、女の子はトニーさんに向かって「親切な方、大好きよ」と丁寧な言葉遣いで伝えた。これには思わず涙してしまったというトニーさんも「僕も大好きだよ。君はもう大丈夫。もうすぐ助けが来るからね」と答えたという。

警察が来るまでにFacebookのライブ動画で女の子を知っている人がいないか尋ねてみたが、誰も名乗り出る人はいなかった。そして警察が到着し、女の子は病院に連れていかれた。

自身を7歳だと明かした女の子は、警察とトニーさんに対して「自分で家を出たの。ママとパパのいる家には戻りたくない」と話したという。

トニーさんは「この子が1人で雪の中を泣きながら歩いているのを、誰も見なかったのか? 誰1人として手を差し伸べなかったなんて信じられないよ。冷え切った身体からして、5分やそこらの短い間じゃなく長時間外を歩いていたはずだ」と怒りをあらわにしている。

エングルウッドで議員を務めるステファニー・コールマンさん(Stephanie Coleman)は「今回この女の子の命を救ってくれたトニーさんに、『あなたは天使のようだ』と感謝を伝えました。ヒーローであるトニーさんに敬意を払います」と明かした。



警察によると女の子の家と両親を特定することができたそうで、当時に何があったのかを捜査中だという。その間、女の子は児童保護サービス「Department of Children & Family Services(DCFS)」で保護されている。

テックインサイトでは捜査に進展があり次第、続報をお届けする予定だ。

画像は『WGNTV.com 2021年2月18日付「Man rewarded for finding 7-year-old girl roaming streets of Englewood alone」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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