【海外発!Breaking News】しわしわで毛布のような犬 目が開けられなくなり、シワを縫って治療(スペイン)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年3月26日 21時0分
皮膚がたるみ、しわしわの状態の犬を見たことがあるだろうか。“シャーペイ”と呼ばれる犬は、生まれつきこのような皮膚を持っているのが特徴だ。たるみ方にも個性があり、スペイン在住の女性が飼うシャーペイは通常よりもシワが多く、そのせいで目を開けることができずに感染症を患ってしまった。懸命に治療に励むと視力は回復し、元気になったその姿はSNSで多くの人を魅了している。『Metro』などが伝えた。
スペインのバレアレス諸島に属するメノルカ島在住のテレサ・モル・アーグェンバさん(Teresa Moll Arguimbau、22)は、生後6か月のシャーペイ“ハーヴィー(Harvey)”とその母犬“クロエ(Chloe)”を飼っている。
シャーペイは中国広東省原産の犬種の1つで世界的に見ても飼育頭数は少なく、かつて絶滅の危機に瀕したこともあるという。シャーペイの歴史は古く、紀元前200年頃には誕生していた古代犬の一種とも言われている。
個体数が少ない故に近親交配が行われた時期があったといい、その影響で遺伝的疾患が多いのも特徴だ。緑内障など目の疾患が多い他、皮膚のシワに皮脂や汚れが溜まって皮膚炎を起こす場合もある。
母犬のクロエはハーヴィーの他に“ドンナ(Donna)”と“ルイス(Louis)”も同時に出産し、合計3匹の子犬が誕生した。ドンナとルイスは新しい家族に引き取られて暮らしているそうだ。
「犬というよりブランケットみたいよね。でもこのシワがチャームポイントなの」と愛するハーヴィーのことを話すテレサさんは、2日に1回はシワの間に保湿クリームを塗り込み、キレイなシワを保つようにしているという。しかしハーヴィーは生まれた時から視力に問題があった。
「シャーペイの子犬はシワのせいで目が開けられず、医療用のホチキスで目の周りのシワを持ち上げなければならないことがよくあるんです。ドンナやルイスは大丈夫でしたが、ハーヴィーはシワが多く目が開けられない状態だったので、医療用ホチキスを使用していました。」
「多すぎるシワのせいでハーヴィーの目は感染症を発症してしまい、2か月間も見えない状態で過ごしていました。その様子を見た獣医は、ハーヴィーが目を開けられるように目の周りのシワを縫い合わせ、自力で目が開けられるようにしてくれました。」
しかし担当の獣医から「感染症によってハーヴィーが完全に視力を失ってしまっているかどうかは分からず、回復するかどうかも不明な状態」と言われ、ハーヴィーにとって厳しい状態が続いた。
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