【海外発!Breaking News】オーストラリア人女性、扁桃腺の手術後目覚めたらアイルランド訛りに<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年5月16日 5時0分
現在アンジーさんはMRIや血液検査などを受け、神経科医やスピーチセラピストとの予約も入れているそうで「幸運なことに、今は家族や友人が私を支えてくれているの。もし私の脳に異常があるのなら、しっかり治療できることを願っているわ」と真剣な眼差しで述べている。
なおFASは通常、脳卒中や偏頭痛、頭部の外傷などで発症するとされており、豪シドニーのマッコーリー大学の教授でスピーチセラピストであり、言語機能障害に詳しいリンジー・ニッケルズ氏(Lyndsey Nickels)は「扁桃腺の手術後に発症したというケースは聞いたことがない珍しいケース」と語り、このように続けた。
「FASは、脳の損傷により発声するための筋肉のコントロールが困難になることで起きると言われる。これによりアクセントやリズムが変わり、あたかも違う言語を話しているように聞こえるのだ。」
ちなみにFASは1907年に最初の症例が報告されており、オーストラリア在住の科学者で過去に「イグノーベル賞」を受賞したことがあるカール・クルスツェルニキ博士は、アンジーさんのTikTokの中で次のように述べている。
「現在までに報告されている患者は150人ほどだが、実際はもっと多いはず。ただ発症の原因は脳の損傷だけとは限らず、まだまだ未知数の分野である。それでもスポーツで怪我をした時と同じように、FASも治療が可能なんだ。スピーチの訓練をすることでね!」
画像は『angie.mcyen 2021年5月1日付TikTok「Day 4: I woke up with an Irish accent 4 days ago.」、2021年5月12日付TikTok「Reply to @marc.com.au Day 14」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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