【エンタがビタミン♪】<THE ALFEEインタビュー>「3人元気でいれば何とかなる!」 70枚目のシングルは“らしさ”全開で
TechinsightJapan / 2021年7月29日 12時7分
■“変わる瞬間”を感じた『無言劇』
高見沢:今、ふと思いついたのはね、『無言劇』かな。坂崎が『オールナイトニッポン』(ニッポン放送のラジオ番組)の2部を始めたときの1曲目だったよな。
坂崎:『無言劇』が1980年3月21日発売で『オールナイトニッポン』が4月から。
高見沢:『オールナイトニッポン』ってメジャーな番組じゃない? リアルタイムで聞いていて、坂崎がDJやって、1曲目に『無言劇』のイントロが流れて「おっ! かかった! すごい!」とひとりの部屋でなんか感激しましたよ。
坂崎:9局ネットだったから、そこで聞いてくれていた人たちが今度は地元のFMにリクエストしてくれて、1位になったりして。
高見沢:ちょうど全国キャンペーンをやった曲だったのかな。自分たちでハイエースを運転して。
坂崎:それまでのキャンペーンよりも規模が大きかった。
高見沢:新潟、岩手、群馬、高知で1位になった。新潟が特にすごかったんですよね。『無言劇』が僕のなかでは何かこう“変わる瞬間”というイメージでしたね。まさに熱心なファンの方のおかげです。
■キャンペーンを思い出す『ラブレター』
坂崎:初期の頃はね、キャンペーンやった分だけ思い入れが強いですね。『ラブレター』(1979年1月21日リリース)は事実上の再デビューで、3年間レコード会社がなくて“新たなスタート”という感じでしたのでよくキャンペーンやりましたね。「ショウワノート」という文房具屋さんのコマーシャルソングに使っていただいて。ショウワノートの営業の方たちがいるところで靴脱いでマイクなしで歌いましたね。
高見沢:ギター漫談みたい(笑)。あの頃は曲出すたびにキャンペーンをやっていましたからね、そういうところで世話になった方は応援してくれましたね。不思議とね、会うと応援してくれるようになるんですよね。人間性が良かったのかな?
桜井:かわいそうに思ったんじゃない?(笑)
高見沢:かわいそうと思ったんだ!(笑)
坂崎:こいつら本当にかわいそうだな、なんとかしなくちゃ(笑)。
高見沢:放送局でもそこそこ応援してくれる方がいましたからね。
坂崎:そこは人のいいアルフィー(笑)。自然にいろんな人とつながりができて、本当に世話になって。そういう世話になった人に限って、売れた後に無理を言ってこないんですよ。恩返ししたいのにね。
■若い世代のファンの声は「新鮮」
―ここのところアルフィーのラジオ番組を聴いていますと、10代のファンからのメールが増えているように感じますが、どのように受け止めていらっしゃいますか?
坂崎:そうですね。本来は(自分たちのことを)全く知らないわけですよね。生まれたときにはもう昔からいた人ですよね。全く予備知識がないところで見る第一印象とか感想はもらうと新鮮ですね。「玉ねぎ丸ごと入れちゃった人たち」とかね(注:夏のコンサートで販売されるDVDでは『ALFEE KITCHEN』としてたびたび3人が料理をする企画が収録されていて、テレビ番組で何度も取り上げられている)。
高見沢:『ALFEE KITCHEN』を見てハマっちゃったという人から何人もメールが来ましたよ。『ALFEE KITCHEN』でアルフィーを知って「この人たち、歌を歌うんだ」と気づいて、そこで曲にハマった。それは嬉しいですけどね、何がきっかけでもね。
桜井:とにかく我々と全く接することがないような世代の人が面白いと思ってくれるのは「(自分たちに)何かまだあるんだろうな」と自信が出ますよね。
高見沢:先が楽しみだよな。
―長く続けていらっしゃるからこそ世代を超えた声をリアルタイムで聞けるということですね。
高見沢:3人元気でいれば何とかなる! その気持ちは強いですね。
現在、高見沢俊彦67歳、坂崎幸之助67歳、桜井賢66歳と3人合わせてちょうど200歳というTHE ALFEE。毎年コンサートツアーを中心に活動してきたが、2020年からはコロナ禍のため有観客でのコンサートは開催していない。その分を楽曲制作に充てて精力的に音楽活動に取り組み続けるバイタリティーには驚かせられるばかりだ。そんな現役のバンドであるからこそTHE ALFEEは今も若い世代をも惹きつける“何か”を発信できるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ぴいぷる 歌手・角川博 だまされ続けて49年…「皆さんが聴きたい歌を歌うだけです」 70枚目、最新シングル『恋泣きすずめ』リリース
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月13日 11時0分
-
「何を言われようと、オレはいい歌を歌えばいい」3度の活動休止、“音楽ができなくなった”時期も…玉置浩二(66)が安全地帯を復活させるまで
文春オンライン / 2024年9月13日 11時0分
-
高見沢俊彦 名古屋ロケ中に「突然握手求めてきた青年」は超人気タレント「歩いてていいの?って」
スポニチアネックス / 2024年9月12日 16時49分
-
祝・デビュー50年!「THE ALFEE」のリーダー・高見沢俊彦さんからスペシャルコメントが到着!
PR TIMES / 2024年8月25日 16時45分
-
THE ALFEEがデビュー50周年 グループが半世紀も続いた秘訣は“三者三様でOK”にあり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月21日 16時32分
ランキング
-
1明石家さんま「2人がまさか付き合ってるとは…」 柏木由紀の熱愛報道に衝撃「昔は夢の夢の世界だった」
スポニチアネックス / 2024年9月15日 15時26分
-
2「まだ匂わせるのは何故」阿部一二三の彼女が今度は地上波で…批判に動じない“ダイヤモンドメンタル”
週刊女性PRIME / 2024年9月14日 9時0分
-
3「お金と自分が大好きなのね」篠田麻里子の新恋人宣言が叩かれる理由。“クローゼット不倫”矢口真里との違いとは
女子SPA! / 2024年9月15日 15時46分
-
4「光る君へ」御嶽詣の崖でピンチ!SNS「ファイトー!いっぱーつ!」「大河でリポDぶっ込んできたw」栄養ドリンクのCM連想
iza(イザ!) / 2024年9月15日 20時45分
-
5加藤純一、不倫認める「バカがウソついて不倫したのよ」「肩の荷が下りた」
まいどなニュース / 2024年9月15日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください