【海外発!Breaking News】“風船に足が生えた”と言われるほど太った犬 飼い主に見放されるもダイエットして第2の人生を歩む(英)
TechinsightJapan / 2021年9月11日 22時50分
通常の体重の2倍ほどに太ってしまった犬はダイエットを始めたが、飼い主が必要な対応を取ることができなかったため保護団体に引き取られた。飼い主に見放され、重すぎて自分で歩くこともままならない犬だったが懸命に食事制限に取り組んだ結果、ダイエットに成功。新しい飼い主も見つかり第2の人生を歩んでいる。『The Mirror』などが伝えた。
イギリスの動物福祉団体である英国動物虐待防止協会(以下、RSPCA)は「太り過ぎの犬がいる」と連絡を受け、確認のために飼い主のもとを訪ねた。
問題の犬はジャック・ラッセル・テリアの血統が入っていると思われる“リリー(Lily、8)”で、体重は通常よりも倍近くの13.7キロにまで達していた。調査のためにリリーのもとを訪れた東ランカシャー支部の調査員であるデミー・ホッドバイさん(Demi Hodby)は「最初にリリーの大きさを目にしたときは、とても信じられませんでしたよ。フグのようだと思いました。風船のように膨れていましたね」と当時の驚きを語った。
飼い主がリリーにたくさんの食事を与えていたことに加え、十分な運動をさせていなかったことでここまで太ってしまったという。リリーは肥満による影響で息苦しそうに喘いでおり、歩くとお腹が床に擦れてしまうので腹部はただれていた。
デミーさんは「リリーは車まで歩くこともできなかったので、私が抱っこして運びましたよ。あのままの生活では心不全によって早死にしてしまう可能性があったので、すぐに助けが必要な状態でした」と当時の緊急性を明かした。
早速RSPCAのスタッフの指示の下、飼い主と協力してダイエットを開始した。しかしそれは厳しい内容だったのか、飼い主はリリーのダイエットに必要な食事や運動などの要件を満たすのが難しいと訴えた。そして飼い主はリリーを手放し、リリーは東ランカシャー支部で保護されることになった。
同支部に連れてこられたリリーは、1回分の量を少なくした食事を一日に複数回とるようになった。もちろんそれらはスタッフお手製の特別食だ。この方法でダイエットに励んだ結果、リリーは7.7キロにまで体重を落とすことができた。
肥満のせいで飼い主を失ってしまったリリーだったが、ダイエットが成功したことによりルースさん(Ruth、80)という女性が新しい飼い主として名乗り出てくれたという。ルースさんは「元々飼っていた犬が死んでしまったので、高齢の新しい相棒を探していました。その時にリリーと出会い、喜んで引き取ることにしました」とリリーを家族として迎え入れた経緯を明かした。
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